みさき公園は南海電鉄が昭和32年に開業した動物園・水族館・遊園地の総合レジャー施設です。
ピーク時には72万人が訪れましたが、その後の来場者の減少に歯止めがかからず、ピーク時の半分以下まで減ってしまいました。
そのため、2020年3月31日で営業を終了することが決まりました。
営業終了を前に、2020年2月29日からイベントを開催する予定でしたが、新型コロナウイルスへの感染が広がった影響で、3月23日まで臨時休園となりました。
ということで、さっそく営業再開日である3月24日にみさき公園に行ってみることにしました。
これから、4回に分けてレポートしてみたいと思います!!
さっそくみさき公園へ!!
難波駅から南海電車に乗って、南へ向かいます。
途中から、大阪湾のキレイな海がお目見えしました。
南海特急サザンに乗って、約50分でみさき公園に到着です。
みさき公園駅はヨットの形をした立派な駅舎です。
さぁ、ここからみさき公園に向かいます。
みさき公園の入り口のモニュメントです。
たくさんのポールが並んでいます。
昔はここに色々な旗がなびいていたのでしょうが、今では少し色あせてしまっています。
となりには像のモニュメントがあります。
近くで見ると、ものすごくリアルですね。
今にも走り出しそうで、躍動感があります。
昔、像を飼育していた名残ですね。
手作り感のある看板も出迎えてくれました。
ここから、入場ゲートまで結構な距離があります。
しばらく歩いていると、ゲートが見えてきました!!
なかなか近代的な建物ですね。
昔、来た時はもっと味のある建物だったと思うんですが。
園内へ入る
職員の方に検温とアルコール消毒をしてもらって、園内に入ります。
入場ゲートを入ると、南海電鉄の偉い方と思われる人が出迎えてくれました。
園内に入ると、空き地が目立ちます。
昔はもっとたくさんのオブジェがあったと思うんですけどね。
こうや号の電車が展示されてたのも、この辺だったような…。
逆方向から、みさき公園の入場ゲートの方向を撮影したところです。
左側にある建物は昔からありますねー。
昔はレストランだったような気がします。
園内は本当に広々としています。
芝生の上で、家族でお弁当を食べている光景も、よく目に着きました。
動物園で動物とたわむれる
少し歩くと、みさき公園のスターであるキリンがお目見えしました!!
やはりスターの住居とだけあって、ものすごく広々としていますね。
現在はオスの「仙一(センイチ)」、メスの「音羽(オトワ)」そして、二人の子供である「仙夏(セナ)」がおり、音羽と仙夏は体に「ハートマーク」があるということで人気があるとのこと。
常に「ハート探し」でにぎわいをみせています。
開園当初から、キリンの繁殖で実績を残していて、「キリンのみさき公園」とも呼ばれているそうです。
ご飯を食べているところを、近くから見ることもできるんですよ。
ホントに愛らしいですねー。
続いて、サル山に来ました。
近くから見ると、なかなか年季が入っているように見えますが、ここは開園当初からほとんど変わっていないとのこと。
コンクリートを固めて作ったもののようですが、日本最大級レベルなんだとか。
猿は常時80頭近くいるようで、ケンカするもの、ノミ取りをしてもらっているもの、家族で身を寄せ合っているものなど、たくさんの生活風景を見ることができます。
横から見ると、その大きさに圧倒されます。
家族で身を寄せ合っている姿は、見ていてなぜかホッコリとさせられます。
なんと、すべてのおサルさんの名前や特徴が写真とともに書かれています!
飼育員さんは全部、把握されているのですねー。
いやー、頭が下がります。
2018年7月頃に脱走して大きくニュースでも取り上げられた、ミーアキャットです。
今は大人しくしているようですね。
ライオンは、一日に20時間寝るそうです。
エサの時間が近づく夕方15時頃になると動き始めるそうです。
訪れたのが午前中だったのか、奥の方で寝てしまっていて、勇壮な姿を写真で収めることはできませんでした。
ケヅメリクガメです。朝と夕方に動いて、昼間や夜間は自分で掘った穴や他の動物の巣穴の中で休むそうです。
今はちょうど、活動の最中でした。
カンガルーです。動物園の奥のほうにいてはりました。
想像以上にたくさんいて、驚きました。
中には寝ているカンガルーもいたのですが、起きているカンガルーはみんなこっちをじろっと見ていたので、ちょっと怖かったです(汗。
動物園の敷地は結構広いです。
続いて、フラミンゴです。
全身が朱色でとても鮮やかです。
一斉に首を伸ばしている姿も見えました。
上空全体がネットで覆われていて、手厚く保護されているんですね。
なつかしい建物が!
続いて、山の中腹まで来ました。
あー、この建物メチャクチャ懐かしいー、と思ったら、やはり旧のゾウ舎でした。
平成16年にインドゾウ「イズミ」と「ミドリ」が亡くなってからは、ゾウの飼育は行っていないとのこと。
今は、メモリアル資料館として活用されているようです。
カラフルな像のモニュメントの前でたくさんの人たちが、思い思いに遊んだり、お弁当を食べたりしていました。
まだまだ、みさき公園のレポートは続きます。
みさき公園が懐かしくて、帰りにこの本を買いました。
古き良き日本の遊園地っていいですよね。
奈良ドリームランドや宝塚ファミリーランドなどの、今はない遊園地がたくさん載っていました。
ここに載せておきますので、よろしければどうぞ。
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