みさき公園は南海電鉄が昭和32年に開業した動物園・水族館・遊園地の総合レジャー施設です。
残念ながら、2020年3月31日で営業を終了することが決まったので、終了間近の3月24日にみさき公園に行ってみることにしました。
楽しみにしていた卒園展
ここは、ぷ~るらんどRiOの建物ですね。
ここで卒園展を開催する予定だったようですが、新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
この催しを楽しみにしていただけに、本当に残念です。
その代わりにWebで卒園展で展示される予定だったパネルを見ることができるようになっていました。
ここまでしてくれるとは、ありがたいですね。
下のリンクから見に行くことができます。
平地に降りて来ました。
ここには子供たちでも楽しめるアトラクションがたくさんあります。
後ろを振り返ると、さっきのジェットコースターが大きな音をたてて過ぎ去っていくのが見えました。
意外と高い所を走っていたんですね。
乗り物で懐かしむ
プレイランドの入り口まで来ました。
ここには、人力で一周するのを目指すトップスインガーやプールの上でボートをぶつけ合うバンパーボート、子供用のジェットコースター、チェーンタワーなど、チビッコが楽しめる乗り物がたくさんあります。
アニマルトレインです。
小高い丘まで上り下りします。
丘から下りてくる時にキーキーというもの凄いブレーキ音がしていました。
運転席にいたおっちゃんが手動でブレーキをかけているのでしょうか?
メルヘンチックな外観とは裏腹に、運転方法はなかなかスリリングですね。
ワイルドマウスです。この辺に昔、先代があって、今のものよりもよりクネクネしたレールを走っていたような気がするんですけどね。
ということで、乗ってみることにしました。
乗り物の後ろにはそれぞれ動物の名前が書かれています。
僕の乗った乗り物は「オランウータン」でした。
昔に比べたらカーブもそんなにキツくないし、ドロップも小規模でしたね。
ただ、最後のブレーキが凄かったです。
このブレーキが一番衝撃的でした。
パンダの乗り物です。
これもみさき公園の名物ですね。
前は水族館の前にあって、無心に操縦していた記憶があります。
今は、公衆の前でこれに乗る勇気はありませんが。
さぁ、みさき公園を一周して入り口に戻って来ました。
元レストランの石垣のペイントがいかにもみさき公園らしさであふれていますね!
この近くに手洗い場がありましたが、みんな入念に手洗いをしていました。
卒園証書をバックに記念撮影
入り口ゲートには卒園証書と題したフォトスポットがあります。
ここで写真撮影をするために、長蛇の列ができていました。
やはりみなさんもみさき公園を愛していたのですね。
カンガルーのぬいぐるみに見送られながら、みさき公園を後にします。
今までありがとう、みさき公園!!
帰りにお菓子を2個買って帰りました。
2個で合計700円もしませんでした。
なかなか良心的な値段ですね。
これからどうなるの?みさき公園
南海電鉄は2020年3月に、動物園・水族館の営業終了後の無償での譲渡に関する協定で岬町と合意したようです。
それに基づいて、遊園地エリア、観光灯台、野外ステージなどの施設を残したまま、敷地と施設の所有権を岬町へ譲渡したとのことです。
どうやら、南海電鉄はこれから1年間かけて、動物園、水族館、シャイニースタジアム、プールを撤去していくようですね。
その上で、みさき公園で飼育されてきたイルカや動物たちは、これからアドベンチャーワールドなどの施設へ譲渡されることになりそうです。
新しい動物園でもたくましく育って欲しいですね。
みさき公園の敷地を譲り受けた岬町は、グランピングやドッグラン用の施設を新たに整備するとのことで、「みさき公園」の名称を継承しながら、町営の自然公園として、2021年度の再オープンを目指しているんだそうです。
これからも、みさき公園の動向から目が離せませんね。
できるだけ、今までの施設は残して欲しいなと思わずにはいられません。
みさき公園が懐かしくて、帰りにこの本を買いました。
古き良き日本の遊園地っていいですよね。
奈良ドリームランドや宝塚ファミリーランドなどの、今はない遊園地がたくさん載っていました。
ここに載せておきますので、よろしければどうぞ。
[…] 【今後どうなる?】閉園直前のみさき公園に行ってきた【撤退】その4 … Sponsored Links (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); […]