「実家依存症」
最近よく聞くこのフレーズ、男性の場合はマザコンなどとよく言われますが、女性の方もなかなかしぶとくて厄介です。
このブログでは、私が実家依存症の妻と暮らした経験をまとめています。
この記事を通じて、
- 実家依存症の妻と結婚し、一緒に生活をすることがいかに大変な苦痛を伴うかということ。
- 実家依存症の妻と関わることは、夫の人生を狂わせるだけでなく、その他多くの人たちも巻き込んで危害を加えること。
- 実家依存症の妻との離婚は想像を絶するレベルで精神的な負担を強いられること。
以上のことをこのブログを訪れた方々にご理解いただきたく、今までの離婚に至るまでの経緯をまとめました。
この記事をお読みいただき、少しでも多くの方にこの悲劇を回避していただければと思います。
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虐待予備軍の妻
翌朝、私は仕事に出るため、朝早く起きた。
寝室から出たところ、妻の部屋からはすでに明かりが漏れている。
子供の声も聞こえる。
子供はずっと、ぐずっているようだ。
しかし、私が起きてきたのを察知したのか、妻はかたくなに部屋から出ようとしない。
自我ために、子供を犠牲にしているのである。
「私は育児のプロ」なんて良く言えたものだ。
私は昨日買っていたコンビニのパンとサラダを食べていたが、その間も子供をずっと部屋の中にかくまっており、子供の泣き声も次第に大きくなってきた。
もう子供を妻からぶん取りたい!
この妻は今後、子供を虐待する!!
そう確信したが、今は何か行動が取れるわけではない。
これからすぐに会社に出かけないといけない。
私が早く家を出れば、子供は部屋から出られるだろう。
私は出かける際、扉越しに妻に苦言を呈した。
私:「子供が泣いてるんだから、もう早く出させてあげて! 自分より子供のことを中心に考えてよ!」
それに対する、妻からの回答はなかった。
私は仕方なく会社に出かけた。
妻による人生最大の裏切り
会社に着いたものの、子供のことが気になってどうしても仕事に力が入らない。
居ても立っても居られず、お昼の休憩時に妻の携帯電話へ連絡を入れる。
しかし、彼女には一向につながらず、その後彼女からの返答もない。
私はまだ大量の仕事を抱えていたものの、上司に了解を得て会社を早退し、帰宅の途についた。
心理的に帰りの電車が非常に長く感じられた。
いつもの3倍くらいは時間が掛かっていたような気がする。
やっと自宅最寄りの駅に到着した。
気付いたら自宅まで猛ダッシュで向かっている自分がいた。
「何かあったら、明日会社を休んででも子供を取り返し、実家に連れ戻そう!!」
やっと自宅マンションに到着した。
自宅玄関へ向かい、扉を開けた。
「エッ…。」
部屋の中は真っ暗だった。
急いで各部屋の中を見回ったが、誰もいなかった。
初めは何が起きたのか理解できず、パニックに陥った。
しかし、時間が経つにつれ、自分の気持ちが整理できるようになった。
「やられた!! アイツに子供を持っていかれた!!」
妻による人生最大の裏切り行為が発覚した瞬間だった。
妻の携帯電話、実家に何度連絡を入れても返事がない。
その後、彼女から送られたのは一通のメールだった。
妻:「父親が慢性の高血圧で、母親が軽い脳梗塞で苦しんでいるので、看病するためにしばらく帰ります。
これ以上、追わないでください。」
嘘つきだらけの彼女からのこのメールの内容が事実だと、私が信じるとでも思っているのだろうか?
そんな父親・母親が病気なんて話、今まで聞いたことがない。
ただ、もうこれ以上彼女に怒る気力もなく、「ふーん」と他人事になってしまっていた。
私:「父親も母親も病気で看病しなきゃいけないんだったら、生活大変じゃないの? 子供の世話はどうするの?」
側から見たら、相手をバカにしたメールに見えるかもしれない。
しかし、子供を連れて行かれた衝撃で、自分の精神状態が変になってしまっており、相手を疑う気力も無くなりつつあった。
それ以降、妻からのメールは来なくなった。
私は現状を父親に報告した。
父親:「なんだと…、とんでもない奴だ…。
いずれにしても、もう一度、一緒に暮らしてみたらどうかと提案したのは俺だ。
子供がこんなことになってしまったのは、俺の責任だ。本当に申し訳ない…。」
父親が謝る必要は全くない。
父親は妻に対してもう一度チャンスをあげようとしただけなのだ。
まさか、彼女がこんな裏切り行為を起こすなんて思っていなかっただろう。
今まで、我が家が付き合ってきた人の中でこんなひどい人間は周りにいなかった。
そのため、父親にとっては「想定外」の出来事だっただろう。
妻は人を欺くことに関しては我々の数段上を行っている。
このような、とんでもない出来事がこれから先も発生していくことになろうとは…。
まだ子供はあきらめない
私はこんなことで、子供を諦めたくない。
しかし、妻の実家は自宅からかなり遠く、仕事を抜けて直接、駆けつけられるものでもない。
日本の企業はそのようなことに寛容でないことは百も承知だ。
なので、私は仕事に通いながら、数時間ごとに妻の携帯電話、実家の固定電話へ掛け続けた。
それと同時に、妻の携帯へもメールを続けた。
ある意味、迷惑電話と取られても仕方ないくらいの頻度だ。
しかし、私は子供を勝手に連れていかれたという強い怒りが、その行為を正当性のある行動であると自らを納得させていた。
結論から言うと、妻の携帯や実家固定電話に何度電話しても妻や家族が出ることはなかった。
ただ、メールだけは彼女からの返信はされないものの、受信拒否はされていなかったため、送信を続けた。
「子供はどうしていますか? あれから会えないのでとても心配です。」
「両親の病状はどうなのですか? 回復する見込みはあるのですか?」
「あなた自身はこれからどうしようと思っているのですか?」
ありとあらゆるメールを送信した。
おそらく本人にも届いているだろう。
だが一向に返信はない。
それでも私はあきらめなかった。
子供についてのメールを中心に送信し続けた。
そうこうしているうちに、一週間が経過しようとしていた。
お手紙を送っておきました
ある日の仕事帰り、電車に乗っていた時の出来事だった。
遂に、妻からメールが届いた。
私は心臓をバクバクさせながらメールの内容を確認する。
妻:「親の病気はどちらも慢性的なものなので、これからも看病を続けます。
それと、自宅にお手紙を送りましたので、見ておいてください。」
お手紙?一体、何なんだ?
自分の今の気持ちを整理して書いたのか?
それとも、子供に対する思いを書き綴ったのか?
謎が渦巻く中、自宅マンションへ到着。
早速、郵便受けから手紙を取り出した。
私:「ん、○○弁護士事務所・・・。」
封筒を開けたところ、中には【弁護士介入通知】の文字。
【円滑な離婚手続きの為、当事者ではなく、弁護士へ早急にご連絡ください】
私:「ふざけんな!!何がお手紙だっ!!」
マンション入り口の郵便受けで一人、大声で叫んだ。
ご丁寧に弁護士5人の印鑑が並べられている。
私が必死になって子供の健康状態についてのメールを送信している間、妻たち一家は弁護士事務所で私を脅すための策をニタニタしながら話し合っていたのだ。
あの一家がこの書類を見て、私がおびえているのを想像しながら高笑いしている様子が目に浮かぶ。
この書類を見て、私がおびえるとでも思ったのか!!
私は違う。
私は、仕事上こういう書類には慣れっこになっている。
だから逆にこういうたぐいの書類がいかに意味がなく、相手を脅すためだけにある無力な書類であるかを知っている。
こういった無意味なツールで私を脅そうとしている一家に対し、相当な怒りを覚えた。
私はこの時点で、強く離婚を決意した。
そして、離婚するためにはいかなる争いも辞さないと心に決めた。
法の範囲で徹底的に攻撃する…。
子供も絶対に取り返してやる…。
私はこの本を読んで、モラハラ体質の上司との関係が結果的に“平和”になり、良好な形へと変わりました。
これまで人間関係の本は数多く読みましたが、経験上この本で語られている考え方、方法が一番腑に落ち、かつ効果がありました。
考え方を学んだ上で、さらにどう行動すればよいかも非常に具体的に書かれています。
特筆すべきは、その法則が加害者側の性別・職業・上司・部下などの違いに関わらず、きっちりと当てはまり、その全てに対応できる普遍的な法則であること。
加害者側の行動の根底にあるメカニズムを知ることは、被害者側の人間にとって本当に大切なことであり、勇気をもたらします。
平和な日常を送るためにも、このような本を読んで日頃から備えておくことは非常に大事だと思いました。
【つづく】
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