【乗り遅れるな！】新型コロナウイルスの影響で仕事の仕方や日常生活の過ごし方が激変しつつある件

2020年に入って猛威を振るい出した新型コロナウイルスによって、世の中は激変しようとしています。

今まで当然と思われてきたことが無くなったり、形を変えてしまったりと、今までにないくらいの激変となりそうです。

何がどう変わっていくのか、可能性の高いものから順に例を上げて見てみましょう。

リモートワークの急激な広がり

今まで企業が及び腰だったリモートワークですが、コロナ禍の中、国からの強い圧力の中で見切り発車で始めた企業も多かったことでしょう。

しかし、ふたを開けてみれば、意外と生産性が高く、通勤電車から解放される従業員の満足度も概ね良好といった形です。

初めはなかなか動かない歯車でも、何かのきっかけで一度動き始めれば、スムーズに動き続けるものです。

このリモートワークが浸透していくと、プロセスよりも成果が重要なファクターとなるでしょう。

オフィスでの滞在時間や、頑張ってる感で評価されてきた社員にとっては厳しい時代が到来するでしょう。

【この変化で影響の出る分野】

鉄道、航空、運輸、自動車、不動産、飲食、コワーキングスペース、服飾

訪日観光客の急減

現在は国による入国規制が行われており、今後3段階に分けて入国規制緩和が行われる予定ですが、ビジネス客、留学生、観光客の順に入国の緩和がなされる予定です。

つまり、訪日外国人が今までのように日本で消費してくれるようになるのは相当先の話だし、仮に解禁されたとしてもコロナ以前の5割もくればいいところなんじゃないでしょうか？

以前の100%まで回復させるには、何年かかるか想像もできないです。

今まで日本人に親しまれてきた観光地の中でも、儲かる訪日観光客ばかり優先し、日本人を排除してきた観光地は、今や訪日どころか日本人さえ訪れることのない状況となっています。

つまるところ、訪日外国人向けのビジネスは、もう以前のように儲かる商売ではなくなる、いわゆる「オワコン」だということです。

【この変化で影響の出る分野】

鉄道、航空、旅行、観光、宿泊、小売

電子署名の普及

日本は「ハンコ社会」だと言われています。

仕事や契約、銀行の手続きに至るまでハンコがないと生活ができないレベルです。

日本のIT大臣が「デジタル化とはんこ文化の両立を目指す」といった趣旨の発言をしたことが世間で話題となって久しいですが、コロナの一件でそんな悠長なことを言ってられないレベルでハンコ社会が急速に縮小していくこととなります。

実際に、現時点でも契約がハンコである必要はありません。

契約については、電子署名法という法律で電子署名があればいいとされています。

帳簿書類についても、基本的にはシステムログの記録で代替可能とされています。

適正な方法を使えば、契約書を電子署名化することには全く問題が無いのです。

契約書のデジタル化が進むかどうかは、企業の共通理解にかかっていますが、今回のコロナ禍の中で、新たな行動様式が出てきている中で、電子契約についても新たな常識になってくることは間違いありません。

もう、ハンコを押すためだけに出社するなど、余計な時間ロスは軽減されていくでしょう。

【この変化で影響の出る分野】

文具業界、鉄道、航空、自動車、不動産

オンライン会議の普及

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一堂に会さずネットを使って自宅や社外からでも参加できる「Web 会議」が急速に広がっています。

今までは、Web会議システムで知名度がある製品といえば「Skype （スカイプ）」でしたが、最近は「Zoom」の普及率が急速に高まっています。

基本は無料で利用でき、そして使い勝手が良い。「Skype（スカイプ）」などと比べて品質もいい。

そして、ネックとなっていたセキュリティー面についても即座に対応がなされており、導入のハードルは非常に低くなっています。

今後、更にオンライン会議が普及すれば、リアル会議は激減し、出張の機会などが劇的に減少することになるでしょう。

【この変化で影響の出る分野】

ケータリングサービス、文具業界、鉄道、航空、自動車、不動産

まとめ

世の中で何か大きな動きがあった時、今まで当然と思われてきたもの、序列は音を立てて崩れていきます。

長年かけて築いてきた鉄道、自動車産業、航空業界なども、コロナショックという一つの出来事をきっかけに、まったく別の分野の業界に侵食されていきます。

しかも、一度崩れだすと止まることがありません。いくら国がセーフティーネットをかけようとも、世の中の流れに逆らうことはできません。

自分が働いている会社が、今後影響が出そうな分野に当てはまっているのなら、少しづつ行動を始めてみるのも一つです。

転職活動や副業を開始することでリスク分散を図っていきましょう。

どのような分野で頑張ってみるか、近未来の金脈はどこにあるかを探し当てる方法はみなさんの近くに眠っています。

頭のいい人たちがたくさんいる組織を絶えず観察することです。

その組織とは？

いわゆる「GAFA(GAFAM)」です。

GAFA、GAFAMとは、IT業界において巨大で支配的・独占的な企業群を指すために2010年台より報道などで使用されている用語。 GAFAはGoogle・Amazon・Facebook・Appleの4社を指し、GAFAMは更にMicrosoftを含む5社を指す（Wikipedia引用）。

これらの組織を観察し続けてください。

そうすれば、今後何が儲かりそうで、どのように行動していけばいいのかといったヒントを得ることができます。

人生、これから何が起きるかわかりません。

今まで負け組だった人たちも、コロナショックをきっかけに勝ち組に転じることも十分に可能なのです。

そのためには、今行動することが重要です。

世の中への感度をどんどん高めていきましょう。