「実家依存症」
最近よく聞くこのフレーズ、男性の場合はマザコンなどとよく言われますが、女性の方もなかなかしぶとくて厄介です。
このブログでは、私が実家依存症の妻と暮らした経験をまとめています。
この記事を通じて、
- 実家依存症の妻と結婚し、一緒に生活をすることがいかに大変な苦痛を伴うかということ。
- 実家依存症の妻と関わることは、夫の人生を狂わせるだけでなく、その他多くの人たちも巻き込んで危害を加えること。
- 実家依存症の妻との離婚は想像を絶するレベルで精神的な負担を強いられること。
以上のことをこのブログを訪れた方々にご理解いただきたく、今までの離婚に至るまでの経緯をまとめました。
この記事をお読みいただき、少しでも多くの方にこの悲劇を回避していただければと思います。
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離婚後、実家依存症妻はどうなるのか
離婚してから、現時点で4年経過しようとしているが、未だに子供にはまったく会えていない。
あれから4年近くも経っていて、他にもやらないといけないことがたくさんあるし、子供に対する想いは薄れつつある。
もちろん、元妻と連絡を取り合うこともなく、子供も含めた相手一家が今、どういった暮らしをしているのかは闇の中だ。
ただ、最近起こったある出来事をきっかけに、あの毒親の威力はいまだ衰えていないことが分かった。
ここでは、あの毒親が現在もなお猛威を振るう様子をお伝えしていきたいと思う。
そして、その毒親がいなくなるXデーが到来した時、実家依存症人間はどうなるのかをここで予想してみたいと思う。
久々の毒親の本領発揮
離婚してから約4年、毎月欠かさず続けていることがある。
子供への養育費の振込みだ。
調停で決められた養育費の振込日は毎月月末である。
これまで4年間遅滞なく振込みを続けてきた。
ところが、ある月の月末、その振込みが不能となる事態が発生した。
というのも、その月の月末は休日で、前の平日である金曜日に振込みすべきであったところ、忘れてしまっていたのだ。
その日に気づいたものの、時すでに遅し。
休日をまたぎ、月初の月曜日の朝に振込みをした。
なので、私も人のことをとやかく言う立場でないのは承知の上だが、相手の行動があまりにもひどかったので、備忘録としてここに残しておくことにした。
猛烈に取り立てを図る毒親
振込みを済ませたその日のことだ。
私は勤務先で朝の仕事を済ませ、用事で外出していた。
そこに会社から私の携帯に連絡が入る。
会社:「〇〇さんという男の人から、【弁護士とまとめたことで話があるからアイツに電話を代われ】と言って聞きません。早く何とかしてもらえませんか?」
ナンだと!?
弁護士が絡む話など、あの苦しかった離婚裁判の時くらいしか関わったことがない。
もしかして4年前に離婚した元妻の親じゃないのか!?
そう思ってはいたものの、今は大事な交渉中である。
今すぐ電話をかけることなどあり得ない。
私は交渉を続けていた。
そうしたところ、会社の別の人から再度連絡が入る。
会社:「さっき電話がかかって来た男の人からまた電話がかかっています!!
ずっと、弁護士やお金のことがあるから、早く代われと言って聞きません!!
さっきから10分以上こんなことばかり言っていて、かなりしつこいです!!
とんでもないクレーマーなので、早く折り返し電話をかけてください!!」
この瞬間、私はここ数年間で久しぶりの怒りを覚えた。
ちょうど、私も大事な交渉が終わったところだった。
冷静を装い、取引先に別れを告げた後、猛ダッシュで人気のない広場にたどり着いた。
すぐさま、言われた電話番号に電話をかける。
毒親への怒りの電話攻撃
私:「おぃ、さっきからウチの会社に迷惑かけてくれたようだな。
お前はいったい何者なんだ!!」
毒父親:「お前の元妻の父親の〇〇だ!!
娘あての口座に養育費を入金していないようだな!!
早く入金しろ!!」
私:「お前、今の残高がいくらあるかも分かんねぇのか?
もうとっくに入っとるわ!!」
毒父親:「えっ、しっしかし、月末には入ってなかったじゃないか!!」
私:「月末が休みだったから振込みできなかったんだよ!!
お前の前にあるカレンダー見てみろよ!!」
毒父親:「でも、月末には振込みできてなかったっていうことじゃないか!!」
私:「だから、今日の朝振り込んだんだよ!!
ちゃんと記帳してんのかよ?
【行き違いになってしまい、申し訳ございません】って言うべきじゃないのか!?」
毒父親:「うっ、うるさい!!
結局、月末には遅れてたじゃないか!!
振込みが遅れたことを謝れ!!」
私:「うるせぇよ。こっちはそんなつまんねぇ子供のけんかもどきに付き合ってらんねぇんだよ!!
本題はここからなんだが、いいかお前、よく聞けよ。」
毒父親:「なっ、なんだよ!!」
私:「俺が既に養育費を振り込みしているにも関わらず、お前は今日、1回目に約5分間、2回目に約10分間、合計約15分間に渡って執拗にウチの会社にクレームの電話を入れた。
もちろん、お前は俺の連絡先を把握しているはずだし、自宅に手紙を送っても良かったわけだ。
それを飛び越して、お前は俺が勤務する会社に直接、電話をした。
何故だ? なぜこんなことをした?」
毒父親:「なっ、何だっていいだろ!!
養育費を支払わないんだったら、督促をしなきゃいけないじゃないか!!」
私:「そうか、お前は俺を困らせようと、敢えて会社という選択肢を選んだということだな。」
毒父親:「…。」
私:「お前の自己中心的な行動が、ウチの会社に損失を与えているのが分かんねぇのか、お前!!」
毒父親:「!!」
私:「大体なぁ、会社に連絡するのは、長期間養育費が受け取れず、最終手段として給与差押えの強制執行を行う時まであり得ねぇんだよ。
その場合でも、前もって裁判所から本人あてに履行命令を間に挟むものなんだよ。
お前はそれを完全に飛び越してしまってんだよ、分かんねぇのか!?
これ以上、こんなことやったら、お前を業務妨害罪で刑事告訴してもらうからな!!」
毒父親:「うわぁっ!!」
私:「それと、お前が会社に電話して要らぬ情報を流し、その結果俺が会社に居づらくなって退職してしまったら、どうするんだ?」
毒父親:「そんな、お前のことなど、俺は知らんわ!!ケッ!!」
私:「だよなぁ、そう言うと思ったよ。
で、その後俺が退職し、行方をくらませて、養育費が支払われなくなったら、お前らどうするんだ?」
毒父親:「そんなことになったら、徹底的に追い詰めるわ!!」
私:「で、そのために探偵や弁護士を数十万円で雇って、その結果1円も獲得できなかったら、何やってるか分かんねぇじゃん。そんなに労力費やすの?」
毒父親:「おっ、おぅ!!」
私:「結局、俺がお前に言いたいこと、何だか分かる?」
毒父親:「なっ、何だよ!!」
私:「あんまり余計なことして、事を大きくしない方がいいってことだよ。
1ヶ月以上も支払いが止まってるとかだったらまだしも、1日じゃん?
しかも、今日の朝もう振込み終わってるじゃん?
そんなことでウチの会社に電話かけるなんて、お前は先のこと全然考えてないんだよ。
こんなことして、養育費を払う側の人間はどう思う?
そんなことする奴らに何でお金振り込まなきゃダメなんだよってなるよ?
もう、子供の為とか完全に抜きの話になって、お前らに対する憎悪の気持ちしか残らないよ?
そんな、人の感情も分からない人間だっていう事を露呈して、恥ずかしくないの?
ホント、もっと先のことを読む力と、人の感情を読む力と、法律を勉強した方がいいって。」
毒父親:「うっ、うるさいんだよ、お前にそんなこと言われたくないわ!!
もう電話切るからな!!」
私:「いや、ちょっと待て、まだ話は終わっていない。
そもそも、何でお前が電話してきた?
連絡してくるとしたら、お前の娘からじゃないのか?
俺とお前は一体、どういう関係があるんだ!?
なぜ、本人から連絡することすらできないんだ?
お前が過保護だからか?
それとも、お前の娘がいわゆる【実家依存症】だからか?」
毒父親:「何だと、実家いっ、いっ、んー?」
私:「えっ、お前、実家依存症のこと知らないのか!?
そうか…。こんなに社会現象になっていて、自分の娘がそれに該当するにも関わらず、お前ら知らなかったのか…。
ちゃんとネットで調べた方がいいぞ。
いずれにしても、あんたの娘との話が先決だ。
娘から直接、俺に電話するように言ってくれ。」
私は、元妻の家族が実家依存症という言葉を知らなかったことに衝撃を覚えた。
自分の娘がどんな状態になっているのかも知らないなんて、虚しすぎる…。
その後、会社への電話は途絶えたが、今度は自宅への嫌がらせの手紙が来るようになった。
ご丁寧に配達証明付きである。
もう、まったく見る気がしないので、中身を見ずに受取拒否をした。
「受取拒絶」と朱書きし、印鑑を押した上で、ポストへ投函するだけだ。非常に簡単である。
そうしたところ、今後は差出人が記載されていない郵便物が届いた。
中を開けて、どうしても読んで欲しかったのだろう。
しかし、消印に記載された郵便局名でバレバレである。
そもそも、このようなことをするのは、あの父親しかないと分かり切っていたので、受取拒否の上、差出人を追記して返送した。
そうしたところ、今度は何と、英語で住所が記載された郵便物が届いた!
もちろん差出人は記載されていない。
しかし、同じく消印に記載された郵便局名で足跡がついていたので、返送した。
結局、このようないたずらに近い郵便物が3回も送付されてきた訳だ。
この父親は一体、何をしたかったのか?
そこまで時間とお金と労力をかけて子供騙しのような小細工をやって、何か自分達にメリットがあるとでも思ったのであろうか?
真相は謎である。
元妻からの電話
あの電話から数日後、元妻から非通知で電話が入った。
私:「もしもし、どちらさんですか?」
7,000人以上の夫婦問題カウンセラーを実施してきた著者による、夫婦関係改善本。
具体例や箇条書きもあり、参考になる部分が多く、男女がそれぞれ求める事に差があるということもこの本を通じて理解できました。
男女どちらが見ても面白い内容です。
ケーススタディ→夫と妻それぞれへのアドバイスの構成で、全部で38章あります。
なかなか勉強になります。
【つづく】
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