離婚

【子供への影響という面での苦悩】実家依存症の妻との離婚ブログ その9

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「実家依存症」

最近よく聞くこのフレーズ、男性の場合はマザコンなどとよく言われますが、女性の方もなかなかしぶとくて厄介です。

このブログでは、私が実家依存症の妻と暮らした経験をまとめています。

この記事を通じて、

  • 実家依存症の妻と結婚し、一緒に生活をすることがいかに大変な苦痛を伴うかということ。
  • 実家依存症の妻と関わることは、夫の人生を狂わせるだけでなく、その他多くの人たちも巻き込んで危害を加えること。
  • 実家依存症の妻との離婚は想像を絶するレベルで精神的な負担を強いられること。

以上のことをこのブログを訪れた方々に分かっていただきたく、今までの離婚に至るまでの経緯をまとめました。

この記事をお読みいただき、少しでも多くの方にこの悲劇を回避していただければと思います。

【実家依存症まとめサイト】

全33編の実家依存症ブログのまとめリンク集です。

一気読みしたい方はこちらからどうぞ。

【まとめ】実家依存症の妻は、今後も実家に依存し続けられるのか?【実家依存症の末路】 「実家依存症」とは、 その名の通り、自分の実家に依存しきっている状態を指します。一般的な頻度を超えて、過度に帰省したり、自分の...

父親の、妻に対する温情

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私は今まで妻から受けた仕打ちに対し、子供を盾に復讐しようと躍起になっていた。

それがどんどんエスカレートし、自分でも手に負えないところまで来ていたのかもしれない。

そのような私の行動を見かねたのか、私の父親がある言葉を発した。

父親:「そんなにいがみ合っても、何の得にもならんぞ。

産まれてきた子供が最も頼らんとあかん両親がこんなんやったら、子供が辛いだけやないか。

こっちから歩み寄って、子供に仲の良いところを見せるくらいやなかったらあかん。」

確かに父親の言う通りだ。

こんなに可愛くて、将来有望な子供がいるのに、親がいがみ合っていたら、子供に合わせる顔がない。

自分の心を落ち着かせ、妻と話す内容を何度もシミュレーションした。

妻との再交渉

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翌日、妻へTEL。

私:「前に話し合った件だけど、これからどうしようと思ってるんだ?」

妻:「この前に言われた条件はどちらも厳しいけど、私が自宅マンションで一人暮らしして、週末に子供に会うっていう条件なら、まだなんとかなりそうだと思ってる。

今はまだ結論が出てないけど。」

私:「じゃあ、もう一つ条件を出そう。アンタに覚悟があればの話だが。」

妻:「えっ、どんな条件?」

私:「俺と子供とアンタが前のようにもう一度、自宅マンションで一緒に暮らすという選択肢だ。

ただし、アンタはふたたび俺を愛さなければならない。できるか?」

妻:「‼︎」

私:「期待されてこの世に産まれてきた子供に両親の喧嘩を見せて、もうこれ以上辛い思いをさせるわけにはいかないんだ。

俺は今、子供を育てていて、それが痛いほどよく分かった。

やはり片親で子供を育てるのは良くない。」

妻:「…」

私:「どうなんだ? この条件、飲まないのか?」

妻:「…うまくいくかどうかは分からない。

でも、もう一度頑張ってみようかな…」

私:「よし、分かった。

じゃあ、こっちも子供のこともあるし、準備を始めるぞ。」

電話を切った。

家族離散不可避の崖っぷちまで突き進んだが、なんとかここで食い止められそうだ。

とにかく、お互いもう一度やり直してみるということになったのだから、それに向けてもう一度環境を整えないといけない。

子供には本当に申し訳ないことをしたと深く反省をする。

私はいったん実家へ避難させた子供の荷物一式を、再度実家マンションへ運び出すべく、準備を始めた。

私はこのとき、本当に必死だった。

なにしろ、今は普通の生活ではない。父親と共に子供を育てながら、普通のサラリーマンと同じように激務をこなさなければならない。

自分の食事や趣味に割く時間など、ほぼないと言っていい。

そのような中で、一家離散を回避するための超低空飛行を続けている

とにかく、一刻も早く生活を安定させたい。

そんな気持ちだけで毎日生きているのだ。

そうして必死で荷造りを続けている自分に再度、妻から電話がかかってきた。

妻:「もしもし、さっきの件だけど、あと一週間くらい時間もらってもいいかな?」

私:「えっ、どういうこと?」

妻:「自宅マンションには帰るからさ。帰るまでにもう一度気持ちを整理させたいから、一週間時間が欲しいって言ってるんだけど。」

私:「一週間? なんでそんなに時間が必要なんだ?

一週間も長い間、何をするんだよ! 子供が恋しくないのか?

この前は子供に会えないなら自殺するとまで言ってたじゃないか!」

妻:「子供に会えることになったから、ちょっとはいいかなと思ったんだけど。

何か問題でもある?」

私:「こっちは自宅に帰るために、今必死になって荷造りしているんだぞ!

なんで、そんなに冷めたものの言い方ができるんだよ!」

この妻からの返事には驚いたと同時に、本当に残念でならなかった。

妻は子供のことを考えているように見せかけておいて、やはり何も考えていないということが再度証明された。

横でこの話を聞いていた父親が思わず私の電話を取り上げて妻と話を始めた。

父親:「アンタはいったい何を考えているんだ?

自分の子供と一ヶ月以上会っていないんだろ?

子供と再開できるなら、一日でも早く会いたいと思わないのか!?」

この親からの怒りの問いかけの後、妻はすぐに自宅マンションに戻ると回答したのだそうだ。

この時の父親の怒りは相当なものだった。

無理はない。

私が子供を盾に妻と争っていた最中、妻への譲歩を提案したのは父親であり、彼からすれば完全に妻から裏切られたようなものだからだ。

紆余曲折はあったが、妻も自宅に戻ると言っていることから、私は荷造りを再開することにした。

それでも改心しない妻

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次の日、自宅マンションに戻り、妻と合流することとなった。

実家から自宅マンションまでは車で40分くらいの距離だ。

まだ小さい子供はチャイルドシートに乗せると、身動きが取れないからか、よくぐずる。

10分乗っているだけでそうなのだから、さぞかし大変だろうと思っていたが、本当に大変だった。

ぐずる子供をあやしながら、なんとか自宅に到着した。

自宅には妻が先に着いていた。

妻は髪をバッサリと切ってしまっていて、まるで別人のようだった。

妻は子供を見るなり泣き始めた。

一ヶ月以上、子供に会えなかったから無理もない。

と思っていたら、子供に会えなかったことへの悲しみではなかった。

私に向かって急に怒りの言葉を発した。

妻:「子供は女の子なのよ!

こんな服装させたら男の子みたいでかわいそうじゃないのよ!」

どうやら、私が子供を育てていた際に買っていた子供服のデザインが気に入らなかったようだ。

私:「ごめん。でも、男二人で育てていたから、服のセンスなんて考えている余裕なんてないよ。」

妻:「こんなことだったら、私が育てた方がいいに決まってる!!」

私:「…」

どうやら、妻は一ヶ月以上我々が育ててきたことに対する感謝という気持ちが全く無いようだ。

ふたたび三人で暮らすことにしたこちらからの譲歩も、彼女からしたら余計なお世話でしかなかったのだろうか?

それどころか、親権放棄と言っておきながら、彼女自身が育てることの正当性をしきりに私に強調し続けている。

会って数分と経たないが、早くも妻と再会したことを後悔し始めている。

一方的に子供をかくまい続ける妻

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その後も妻は私に話をすることもなく、まるで私が存在しないかのごとく無視を続け、子供と二人だけの空間を作ろうとしていた。

子供はまだ二歳であり、一ヶ月以上も離れた人のことなど、例え母親といえども、もう覚えてはいない。

妻がオムツを替えようとする時、絵本を読み聞かせようとする時、ご飯を食べさせようとする時、全てにおいて子供は泣きぐずっている。

無理はない。子供には何の罪もない。

私は空気になりながら、黙って妻が格闘するのを見続けていた。

私からすると、この妻はまるで「おままごと」をやっているように見えた。

いたたまれず、横から手伝おうとするが、妻から最大限の「ヤメロ」オーラが出ている。

そして、妻はこの空気に耐えかねたのか、「子供と散歩に行ってくる。」と言って外に出かけた。

張り詰めた空気が急に和らいだ。

しかし、あんなにぐずって泣いていた子供を外に出しても、泣き続けるだろう。

誘拐と間違われなければ良いが。

それにしても、長い。

全く帰ってこない。

分かっていたけれども、家族で仲良くなんてもう不可能なのだ。

私も今日一日辛いし、こうなったことを後悔しているが、何しろ、子供が一番辛いだろう。

子供には本当に申し訳ないことをした。

結局、二人が帰ってきたのは、3時間ほど経った19時頃だった。

子供は泣き腫らしたような顔をしている。

もう、子供を連れて実家に帰りたい…。

そんなことを言える空気では全くなく、再び張り詰めた空気が戻った。

当然、晩ご飯が用意されるでもなく、私は外食に出かけた。

とにかく、明日からは仕事だ。

なにしろ、子供のことが一番気がかりだ。

妻は自分の部屋に子供を連れて行き、寝かしつけようとしているが、相変わらず子供は泣き続けている。

妻に任せておくことは、かなり危険だ。

子供の人権などあったものではない。

彼女はもっとも子供に虐待する可能性の高い人間であると言っても過言ではない。

何かあった時のために、父親に連絡を入れておく。

私は子供のことを心配するあまり、ほとんど一睡もできなかった。

しかし、妻は何かを企てるということについては、私より数段上であった。

次の日、とんでもない出来事が発生する。


辛く厳しい幼少期を過ごしたどん底の少年が、ある女性との出会いをきっかけに目も眩むような成功を掴みとっていく。

そして再び全てを失った時、人生の本当の価値に気づく。

タイトルにある「マジック」こそが、今日マインドフルネスと呼ばれている瞑想法のことで、私自身もマインドフルネスへの関心からこの本を手に取りました。

しかしながら読み終えて感じるのは、 他者とのつながりや出会いがいかにその人の人生を変え、また人の抱く強い想いがいかに困難を跳ね除けて偶然すら手繰り寄せることができるのかといったような示唆で、マインドフルネスはその中のキーの一つに過ぎないということです。

人生におけるより普遍的な問い、理想と現実、富や名声、愛、苦しみといった事柄について、そのすべてを全力で経験し、確かな答えを得るに至った一人の偉大な人間の、映画のように劇的で、思いやりに満ちた真実の物語です。

人生に迷い、苦しみを抱えているすべての方に読んでいただきたいです。

【つづく】

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