離婚

【そして離婚調停へ】実家依存症の妻との離婚裁判ブログ その12

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「実家依存症」

最近よく聞くこのフレーズ、男性の場合はマザコンなどとよく言われますが、女性の方もなかなかしぶとくて厄介です。

このブログでは、私が実家依存症の妻と暮らした経験をまとめています。

この記事を通じて、

  • 実家依存症の妻と結婚し、一緒に生活をすることがいかに大変な苦痛を伴うかということ。
  • 実家依存症の妻と関わることは、夫の人生を狂わせるだけでなく、その他多くの人たちも巻き込んで危害を加えること。
  • 実家依存症の妻との離婚は想像を絶するレベルで精神的な負担を強いられること。

以上のことをこのブログを訪れた方々にご理解いただきたく、今までの離婚に至るまでの経緯をまとめました。

この記事をお読みいただき、少しでも多くの方にこの悲劇を回避していただければと思います。

【実家依存症まとめサイト】

全33編の実家依存症ブログのまとめリンク集です。

一気読みしたい方はこちらからどうぞ。

【まとめ】実家依存症の妻は、今後も実家に依存し続けられるのか?【実家依存症の末路】 「実家依存症」とは、 その名の通り、自分の実家に依存しきっている状態を指します。一般的な頻度を超えて、過度に帰省したり、自分の...

密度の濃い一時間

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弁護士:「それでは、相手方代理人弁護士に対して、私が弁護士として受任したということを伝えておきます。

それと、先ほどあなたがおっしゃった離婚調停の件なんですが、今回のケースではまず、弁護士間で離婚に向けた話し合いを行います。

この段階で双方が解決できなければ、離婚調停へ進むこととなります。」

私:「分かりました。」

弁護士:「なお、今回の事件についての弁護士費用なんですが…。

決して安くありませんよ。」

私:「い、いくら位なんでしょうか?」

弁護士:「ええ、まず弁護士費用といっても、案件の進捗度合いによって着手金と成功報酬を段階ごとに頂きます。

着手金は前金、成功報酬は解決後の最終的な支払いと思って頂ければ結構です。

  1.  まず、相手方との離婚交渉のみであれば、着手金:20万円、成功報酬:30万円くらいとお考え下さい。
  2.  もし、離婚調停まで進むとなると、10万円程度着手金を追加で頂きます。
  3. 最後、離婚裁判まで行ってしまうと、更に追加で30万円程度頂くことになると思っておいてください。

それ以外にも、切手代や印紙代など追加で発生する費用はまとめて後日請求する形となります。」

私:「ゴクリ。わ、分かりました。」

弁護士:「今後の予定なのですが、相手方弁護士との離婚・親権交渉から進めていきます。

その後、婚姻費用・慰謝料・財産分与などの金銭面の交渉が続きます。

そして、もしお子さんを引き取ることができなかった場合には、養育費・面会交流に関する取り決めまでしなくてはなりません。」

私:「今回の問題は相手側が発端です。

慰謝料は一切払うつもりはありません。

それと、親権は私が取るつもりですので、養育費や面会交流の話について今はしたくありません。」

弁護士:「分かりました。それでは、おっしゃった内容で相手方の弁護士との交渉を進めていきたいと思います。

今日はこの辺で一旦お引き取り下さい。」

一時間くらいの相談であったが、非常に濃密な時間を過ごした。

あっという間に時間が過ぎた感じだ。

しかし、疲れはどっと溜まった。

これから、こんな話が延々と続くのかと思うと正直辛い。

ただ、なんとか子供を取り返して、再びのびのびと生活させられる環境へ戻してやりたいと心の底から思う。

盗っ人一家

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ほどよい疲れの中、自宅へ到着。

いつものように玄関を開ける。

私:「ん、なんかいつもと違うにおいがする。」

嫌な予感がして辺りを見回した。

私:「えっ、どういうことだ!!」

子供の絵本や遊び道具、三輪車、カメラなどが無くなっていた。まさかと思い金庫の中も調べた。

私:「ヤバイ!キャッシュカードがない!お金を抜き取られる!」

指輪や、積み立てている私名義の口座のキャッシュカードも盗られていた。

銀行へすぐに電話。

私:「す、すいません、口座の引き落としを至急止めてください!」

銀行:「分かりました。口座番号を教えていただけますか?」

私:「えーっと、すぐに出てきません!」

銀行:「それでしたら、お名前と生年月日で検索いたします。」

私:「この名義で口座ありますか?」

銀行:「はい、確かに口座を確認致しました。これで出金を停止しましたので、ご安心ください。」

私:「はー、ありがとうございます。ちなみに、最近引き落としされた履歴はありますか?」

銀行:「特に見る限りでは、出金された形跡はありません。」

私:「そうですか!良かったー!ありがとうございました。」

ちなみに、この口座には私の全財産が入金されていたのだ。

本当にヤバかった!

まさか、こんな時に人の金品を盗もうとは!

警察を呼ぼうとも、身内同士のもめ事と見られて、まともに取り扱ってくれないだろうし、泣き寝入りするしかないのか…。

ともかく、お金を出金されなくて本当に良かった

これを契機に、私は金庫・銀行の暗証番号を変え、玄関に補助鍵を設置した。

弁護士にもこの件を伝え、マンションの鍵をすぐに返却するよう、先方に伝えてもらうようにお願いした。

しかし、本当に怖すぎる。こんな人間と結婚して一緒に生活していたなんて、今から考えるだけで背筋がゾッとする。

相手一家との心理戦

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ある日、仕事中に携帯電話に連絡が入る。

弁護士事務所からだ。

弁護士:「相手側弁護士と交渉をしましたので、状況をお伝えさせていただきます。」

私:「お願いします。」

弁護士:「まず、離婚の意思についてなんですが、この前あなたがおっしゃったように、どうやら相手さんに離婚するおつもりは無いようですね。

別居という形で実家に暮らしながら、婚姻費用をもらって生活していくつもりのようです。

子供も環境が変わると駄目だから、渡すつもりはないとおっしゃっているようです。」

私:「そんなことは絶対に認められません。

なんとしても離婚して、子供も取り戻します。

その点はきつく言っておいてください。」

弁護士:「分かりました。

それと、マンションの鍵の件なんですが、どうやら相手側は自分も入室する権利があるといって譲らないらしいんですが。」

私:「それも意味が分からないです。

このマンションは僕の名義ですし、こんな状況になってるのに、まだこの家に執着するなんておかしいとしか考えられません。

この前も、私の家に勝手に入ってきて、私の預金口座のキャッシュカードを盗んでいったんですよ!

やっていることは盗っ人そのものです!」

弁護士:「ともかく、相手側弁護士にはあなたがおっしゃった件をお伝えします。

もし、この状態が続いて、話し合いで解決しなければ、離婚調停へ進まざるを得ませんが、それでもよろしいですか?」

私:「はい、それでお願いします。」

弁護士:「それと、私が相手側弁護士についたという報告をあちらの弁護士から先方家族に伝えてもらったのですが、相当ショックを受けておられたみたいです。

もしかしたら、これから交渉がトーンダウンするかもしれませんよ。」

やっぱり予想通りだ。

自分からやたらと攻撃する人間ほど、受け身に立つと驚くほど傷つきやすいという典型的な例だ。

しかし、ほんとにひどい内容だった。

離婚せずに実家で暮らし続けながら、生活費用まで絞り取ろうなんて、虫がいいにも程がある。

人のキャッシュカードまで盗んで、全額引き出した上に、自分の服代にしようと思っていたのかもしれない。

相手側にきつく言っていただくように弁護士にはお願いをした。

離婚調停へ向けたぎりぎりの攻防

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別の日、再度弁護士より連絡が入った。

弁護士:「あなたが主張された離婚、親権について先方は全て拒絶されました。

これ以上らちが開かないですね。

どうしますか?

離婚調停に進みますか?」

私:「分かりました。

離婚調停でお願いします。

弁護士:「そうですか…、分かりました。

ちなみに、離婚調停はどちら側が申し立てするか、どのタイミングでするかで今後の状況が大きく変わって来るというのはご存知ですか?」

私:「えっ、それはどういうことなんですか?」

弁護士:「まず、調停の場所は申し立てられた側に近い裁判所になるんです。

もしこちらから申し立てれば、相手側に近い家庭裁判所になるので、今後の調停を行う上では不利です。」

私:「なるほどー、そんな決まりがあるんですね。」

弁護士:「まだあります。婚姻費用の件です。

あなたは婚姻費用を拒絶していますが、調停が終わるまではどちらにしろ離婚できません。離婚が成立するまでは、その期間分の婚姻費用を払わなければいけないのです。」

私:「えっ、そうなんですか!?

それは、納得できるものではないですね。」

弁護士:「えぇ。で、その婚姻費用の算定をする上で、調停申し立てのタイミングも重要な要素になるんですよ。」

私:「それって、どういうことですか?」

弁護士:「つまり、調停を申し立てた時点で、婚姻費用の請求期間がスタートするんですね。

ということは、これらを総合的に見て、私たちがどう行動すべきか分かりますか?」

私:「うーん、どうすればいいんでしょうか?」

弁護士:【相手側が申し立てをしてくるまで、ひたすら待てばいい】んです。」

私:「どういうことですか?」

弁護士:「相手側は最寄りの裁判所で調停を起こしたいでしょう。

一方で、自ら早く申し立てをしないと、婚姻費用の計算期間が短くなって、金銭的に不利になるのです。

期間は月単位で計算されるので、今月月末までに申し立てをしないと、一ヶ月分がもらえなくなるのです。

ですので、裁判所が遠くなるという犠牲を払ってでも、自ら申し立てをしてくるでしょう。私たちはそれを待つだけでいいのです。」

私:「なるほどー、そういうカラクリがあるのですね。

それでは、じっと待っておくことにします。」


自己啓発系のエッセイはたくさんありますが、どこか似たようなものが増えてきてますよね。

でも、この【魔法の生き方】の本は一線を画しています。

難しくて頭に入りづらい自己啓発系の言葉(例えば観念や波動など)をたぬきやランプの精などに置き換えているので、スイスイと理解できました。

他の本を読んでもいまいちモヤっとしていた、夢の叶え方などについても、

『そんな視点があるなんて!』と思わせてくれます。

すっぱりハッキリ答えているお悩み相談のページも爽快です。

お金や将来に悩む人へのバイブル的な本じゃないでしょうか。

【つづく】

 
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