コロナ襲来をきっかけとして、日本も遂に大転職時代が到来しました。
今までのように大企業で働いていれば生涯の生活が保証されるような時代はすでに終焉を迎えています。
上場企業に勤めていても、いつリストラになるか分からない時代、一つの会社に身を委ねることはリスクでしかありません。
特に現代は少し前まで儲かっていたビジネスでも、新規参入が爆発的に増え、すぐに成熟・衰退してしまうような時代、特定の技術さえあれば生涯安泰なんてものはあり得ません。
しかも、廃れていくサイクルも年々早くなってきています。
そんな現代での社会人の「現状維持」は、すなわち「死」を意味します。
そうです、私たちは絶えず新しいスキルを覚え続けなければいけないのです。
しかし、20代のような柔らかい頭がずっと続く訳ではありませんので、歳を取っても新しい知識を吸収し続けるのは困難です。
それでは、いったい何を習得したらいいんだということになりますが…
今の時代に有利なスキルとは
これだけは言わせてください。一度覚えてしまうと一生涯使える、仕事でもプライベートでも活かせる最も効率の良いスキルは何なのか?
それはズバリ、英語力です!
英語を勉強することのメリット
英語はどんな仕事をするにしても融通が効く上、プライベートでも人生を楽に進めることができます。
一度覚えてしまうと、食いっぱぐれることはありません。
しかも、英語がこれからなくなるということもあり得ません。
どうしてこういうことが言えるかというと、英語マーケットは需給バランスが絶妙だからなのです。
例えば弁護士や税理士のような国家資格は今まで難関資格として、もてはやされてきました。
しかし、これらの資格は国の政策方針によって合格者を増加させすぎた結果、現在供給過多となっています。
供給過多となると1人あたりのクライアント数が減少し、今までのような安定した職業としての地位を維持することができません。
つまりこれらの士業は国の乏しいマーケット感覚により需給バランスが崩され、職業の安定性が大きく損なわれることになっています。
一方、英語は国や公的団体の影響を受けることはもちろんありません。
外部の影響を受けることなく、グローバルに活躍することができます。
日本語と英語のそれぞれの言語には共通する部分はほとんどなく、日本人が英語学習で覚える項目が多いことから、日本語英語のバイリンガルがなかなか生まれません。
このことから、日本語と英語の両言語が話せるということは、他言語のバイリンガルよりも希少価値が高く、供給過多となりにくいのです。
英語を勉強することのデメリット
逆にいうと、こういった英語力を磨くために長い勉強時間が必要となるのがデメリットといえるでしょう。
日本人が「ある程度」、英語をマスターするために必要な時間は一般的に約2,000時間とも言われています。
この「ある程度」とは、リスニング(聞く)やリーディング(読む)が難なくこなせるというレベル感覚での話です。
このうち中高校で学習する時間を1,000時間としても、残り1,000時間を勉強時間として充当しなければなりません。
今後、この1,000時間をどのように割り当てればよいのでしょうか?
私は、TOEIC L&R 870点を取得しましたが、TOEIC L&R870点まで約1,000時間(トータル約1年6ヶ月:1日あたり約2時間の学習時間)を費やしています。
もちろん、TOEIC L&Rを取得したところで英語がペラペラになる訳ではありません(リスニングとリーディングの試験ですので)。
ただし、ここまで来れば、あとはアウトプットを繰り返すことにより、スピーキング力は自ずと身に付いていくことになります。
アウトプット学習は、英会話教室かネット英会話を受講することで向上していきます。
問題は、そこまでのインプット学習をどれだけ効率良く進めていくかに尽きます。
私は、今までいろんな学習法を試してきました。
ですので、私の学習時間1,000時間は、かなり遠回りした上での学習時間と言っていいでしょう。
私が経験したさまざまな学習法の中で、もっとも効率の良い学習方法を初めから実践すれば、もっと短期間で英語を習得することができます。
TOEIC900点レベルを1,000時間よりももっと短期で達成することは十分に可能だということです。
一度英語を身につけてしまえば、日本語と英語のバイリンガルは今の世の中、貴重な存在となり、人生をイージー化できる可能性は飛躍的に高くなるでしょう。
それでは、次からはどうすれば効率よく英語学習を続けられるのかという点について説明していきたいと思います。
効率の良い英語学習を実践する方法
毎日仕事に追われていてTOEICの勉強時間がないよっていう社会人の方、朗報です。
毎日の往復の通勤時間だけで確実に英語力が身につく方法をお伝えします。
しかも、三日坊主になることもありません。
私がお勧めする学習法は、「スマホ」や「タブレット」を使った英語学習です。
これらの媒体を使用することで、絵・動画・音声などで常に刺激のある学習をしながら、TOEIC900点も十分に狙えます。
今までの一般的な学習媒体といえば、本・ノートといったところがメジャーだったと思いますが、最近はタブレットやスマートフォンの台頭により、デジタルラーニングの機会が増加してきています。
紙媒体の勉強に慣れている社会人の方は、はじめは戸惑うかもしれませんが、この勉強方法に慣れてしまえば、間違いなく新境地を開くことが可能です。
短期間で英語をマスターしたいと思う人にとっては、この方法がもっとも効率の良い学習法であると断言できます。
それは、実際に私が経験して実証済みです。
デジタルラーニングのメリット・デメリット
それでは、TOEICを学習する上でのデジタルラーニングのメリット・デメリットを解説していきます。
まず、デジタルラーニングといっても、大きく分けて以下に二分されます。
- スマートフォンのアプリによる学習
- 紙媒体をスキャニングし、PDF化
上記について補足します。
① はそのままです。アプリをダウンロードし、学習するだけです。
英単語集だけでなく、リーディング用教材・リスニング用教材・文法教材など、iPhone・androidともに様々な種類のアプリが充実しています。
本のようにわざわざ書き込んだり、ページをめくったりする必要もありません。通勤電車の中で立ちながらでも学習できます。
② は過去から学習してきた本やTOEIC公式問題集(これがなかなかかさばるし重いんです汗)などの紙媒体を自炊(スキャナーなどでPDF化)してタブレットで閲覧するという方法です。
こちらは①に比べてPDF化するまでが面倒なのですが、一度やってしまえば本とタブレットのいいところ取りで非常に便利です。
ページめくりは指をスライドさせるだけでいいですし、問題と解答が別々になっている問題集も、PDFアプリを左右で2つに分割させて照らし合わせることもできます。
又、Apple Pencilなどの書き込める媒体があれば、PDFに自由に書き込み(朱書きやマーカー引き)もできるので、本当に本と変わりありません。
- 持ち運びが便利(軽い)
- どこでも学習できる
- 異なる媒体間でクラウドを経由して情報をシンクロできる
- 最先端のラーニング技術を享受できる
- Apple Pencilなどを使えば、タブレット上にメモ書きも可能
- 動画・音声を同時に再生可能
- 導入コストが高い
- 通信ネットワークが必要
- 他のアプリに流されやすい(集中力の維持が難しい)
- バッテリーの持続問題
このデメリットを許容できる方は、ぜひデジタルラーニング環境を構築してみてください。
学習環境構築にお金をかけるのが嫌だという人へ
英語を学習するのにお金がかかるのが嫌だっていう人は、考え方を変えたほうが良いです。
これはあくまで私の持論ですが、勉強するには快適な環境が構築されていないとなかなか集中できません。
無料アプリを導入しても学習量が限られてきますし、無制限に使用できないじれったさを感じることになります。
タブレットなどもコストはかかりますが、やはりiPadは良いです。操作性が直感的で勉強がはかどります。
ゴルフなどのスポーツで形から入るのはあまり好きではありませんが、学習環境の構築となると話は別です。
効率的に勉強ができるよう、ある程度の出費はいとわないほうがいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これらを導入することで、忙しい社会人でもTOEIC900点を目指せると思えばやる気になるんじゃないでしょうか。
どうせお金を使うのであれば、こういったことに使うのが「活きたお金の使い方」になるのは間違いありません。
さっさと環境を整えて、学習に進んでいきましょう。
行動するなら早い方がいいに決まっています。
次の記事では、私が実際にTOEIC870点を取得するのに利用した、これだけやればTOEIC高得点が取れると断言できるアプリをご紹介したいと思います。
次の記事では、あの大きくてかさばるTOEIC公式問題集を電子書籍化し、快適に学習するための方法をまとめています。
ぜひご覧ください。
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