「実家依存症」
最近よく聞くこのフレーズ、男性の場合はマザコンなどとよく言われますが、女性の方もなかなかしぶとくて厄介です。
このブログでは、私が実家依存症の妻と暮らした経験をまとめています。
この記事を通じて、
- 実家依存症の妻と結婚し、一緒に生活をすることがいかに大変な苦痛を伴うかということ。
- 実家依存症の妻と関わることは、夫の人生を狂わせるだけでなく、その他多くの人たちも巻き込んで危害を加えること。
- 実家依存症の妻との離婚は想像を絶するレベルで精神的な負担を強いられること。
以上のことをこのブログを訪れた方々に分かっていただきたく、今までの離婚に至るまでの経緯をまとめました。
この記事をお読みいただき、少しでも多くの方にこの悲劇を回避していただければと思います。
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妻の策略
前回のガーデニング用品持ち込み強要事件から約2週間。
妻は完全に親に屈服し、また新興宗教熱狂信者のようになっている。もちろん教祖はあの毒親である。
私がお風呂に入っている時、トイレに入っている時、妻は気づいていないかも知れないが、携帯で毒親と連絡を取り合っている様子がよく伝わってくる。耳をそば立てて聞いていると私の文句を言っているようにも聞こえる。
しかもその頻度であるが、少なくとも1日に1回以上は連絡を取り合っている。一体そんなに何の連絡を取っているのだろう。
おそらくは、私の悪口でも言いながら高笑いでもしているのであろうか。想像するだけで吐き気がしてくる。
数日経ったある日、妻から提案があった。
妻:「私の親とあなたが最後に会った時って、親にガーデニングの用品を持って帰らせた日じゃない?
あんまりいい形で終わってないじゃない?
一緒に実家に行って、関係修復した方がいいと思って。
なので、一緒に実家に行ってくれないかな?」
私:「関係修復って言っても、そもそも僕がお母さんと喧嘩をしたわけではないし、(妻)が実家に帰って仲直りしたんだったら、僕がいく必要は無いんじゃないかな?」
妻:「そんなこと言って、結局はうちの親に会いたくないだけなんでしょ!
じゃあ、自分一人で行くからもういい!」
私:「いやいや、(妻)はこの前行ったばっかじゃん!じゃあ、僕も一緒に行くから!」
そうして私達は妻の自宅へと向かうのであった。
実家に持っていったお土産が気に入りません事件
行きの車の中で妻が言った。
妻:「親に会うんだから、お土産買っていった方がいいよね。
うちの親って結構お菓子好きだから、持っていったら喜んでくれるかも知れないよ。」
私:「そうだな。道すがらで買って行こうか。」
ところが、なかなかそれらしきお店は見つからない。
妻:「この辺にはもう和菓子屋さんとかないのかも知れない。
あそこにスーパーマーケットがあるじゃない?
ああいうお店ってサービスカウンターにブランドもののお菓子があると思うのね。
そこで買えばいいと思うのよ。」
私:「そうだな、そうしようか」
こうして私たちは、スーパーマーケットで売っているものだけれども、そこそこ値段のするブランドもののお菓子を購入して実家へ向かった。
実家は相変わらず、小さな風車のようなものがそこらじゅうで回っており、監視カメラや侵入感知アラームがあったりして、非常に物々しい雰囲気である。
とりあえず、家の中に入り、両親にあいさつをする。
自分:「ご無沙汰しております。先日は失礼なことをして申し訳ありませんでした。」
母親は相変わらず厳しい顔をしたままうなずくだけであった。
父親は「あ、あ、どうも」といつものたどたどしい様子で出迎えた。
私は、とっさに先ほど購入したお菓子を母親に手渡した。
母親:「どうも。」
このお菓子が事件へ発展することになったのだ。
しばらくして、向こうの部屋から母親が何か叫びながらやってきた。
母親:「ほんまこのお菓子何なん!?
ちゃっちいなぁ。もっとええもん買われへんかったん?
外箱ええように見繕ってるけど、安っぽいところで買ったの丸わかりやで。
どこで買ったん?」
私:「実はお菓子専門店が近くになくて。」
母親:「それであんなスーパーの中みたいなところで買ったんちゃうの?」
私:「は、はい。すいません。」
母親:「もうええわ、こんなんやったやら何も買ってこん方がマシやでー!
あんたな、ホンマにいつも思うけど、うちの家族を安く見過ぎや。
うちら、ホンマにそんなんちゃうからな。
この前、ウチからあんたに土産渡した時もええ土産やったやろ。
ウチはちょっとええもんを買って生活する家庭やねん。
前の新婚旅行の時もそうやったけど、あんたみたいにケチ臭くて安いモノばっかり買ってたら、ウチの子も性格似てしまうから、アンタがその性格変えなあかんで!ホンマに!」
私:「申し訳ありません。これから気をつけます。」
その場では、謝って終わらせたものの、何か納得のいくものではなかった。関係を修復しにいくどころか、より関係の悪化につなげることとなってしまった。
帰りの車の中では、妻が申し訳なさそうにしていたが、妻が悪い訳ではない。
確かに私もケチくさいところを直さないといけないのかも知れない。ただ、言い訳をすると、自分もそうやって堅実に生活をしていきたのだとは言いたい。
ともかく、これから妻の実家に帰るたびに、こうやって怒られるのはもうこりごりだ。
あの場にいると、本当にあの母親が絶対権力者で、父親がその子分のような錯覚に陥ってしまう。
何となく、「この人には絶対に従わなければいけない。」という気持ちにさせられてしまうのだ。
一種の新興宗教のようなもので、妻もそうして親に依存する体質になってしまったのだろう。
自分はあの親たちのマインドコントロールにはかからないようにしなければと改めて思った。
この本は、1人の女性(既婚/子持ち)のストーリーを通して、生まれ育った環境の違いによる夫婦の性格の差異と互いの付き合い方について、とても読みやすく優しい絵で描かれています。
また、各章ごとに監修者による解説がついており、マンガパートで客観的に見たのち、解説で自身を振り返るという形で読めると思います。
これは1人の既婚女性視点で描かれてはいますが、男女問わず読んで間違いはないと思います。可能であれば夫婦で一緒に読みたい一冊です。
子育ての悩みがある人にもオススメだと思います。
【つづく】
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