離婚

【どこにいても毒親から逃げられない】実家依存症の妻との離婚ブログ その4

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「実家依存症」

最近よく聞くこのフレーズ、男性の場合はマザコンなどとよく言われますが、女性の方もなかなかしぶとくて厄介です。

このブログでは、私が実家依存症の妻と暮らした経験をまとめています。

この記事を通じて、

  • 実家依存症の妻と結婚し、一緒に生活をすることがいかに大変な苦痛を伴うかということ。
  • 実家依存症の妻と関わることは、夫の人生を狂わせるだけでなく、その他多くの人たちも巻き込んで危害を加えること。
  • 実家依存症の妻との離婚は想像を絶するレベルで精神的な負担を強いられること。

以上のことをこのブログを訪れた方々に分かっていただきたく、今までの離婚に至るまでの経緯をまとめました。

この記事をお読みいただき、少しでも多くの方にこの悲劇を回避していただければと思います。

【実家依存症まとめサイト】

全33編の実家依存症ブログのまとめリンク集です。

一気読みしたい方はこちらからどうぞ。

【まとめ】実家依存症の妻は、今後も実家に依存し続けられるのか?【実家依存症の末路】 「実家依存症」とは、 その名の通り、自分の実家に依存しきっている状態を指します。一般的な頻度を超えて、過度に帰省したり、自分の...

生活用口座の入金額に納得いきません事件

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あのお菓子騒動から数週間が過ぎた。

仕事も忙しく、あの時のことは遠い過去の出来事となっていた。

そんな中、あることが生活上での支障となってくる。

私たちは結婚してからここ数ヶ月、生活費の取り決めをまったく行ってこなかったのだ。

妻も生活用口座を自分で管理したくないということを前々から言っていたので、今まで誰が管理するでもなく、私が自分の口座から出金した現金を都度、妻に渡すようにしていた。

何せ、妻はスーパールーズな人間である。

しかし、このような状態を続けるわけにもいかないので、新たに生活用口座を作成し、自分で管理しようと決めた。

まず、毎月の給与手取り額から貯蓄分を差し引いて、残りを新たに作成した口座に振込し、その口座のキャッシュカードを妻に渡した。

私:「この方法でこれから資金管理をしていこうと思ってるんだけど、大丈夫かな?」

妻:「分かった。」

これで、妻も安心して生活費を出金することができるだろう。入出金管理もこれで簡単にできるし、これで良かったと思っていた。

ところが数日後とんでもないことが起こった。

平日の日中、私が仕事をしていた時のことだ。私の携帯に電話がかかってきた。

「仕事中に誰からなんだ?」

携帯を見た。

妻の実家からだ!!

父親:ちょっと、ええかな?

ん、今度は父親からか。今回ばかりは何の電話なのか想像もつかなかった。

父親:おたく、うちの娘に生活用口座のカードを渡してくれたようやけど、残高見たら20万円くらいしか入ってなかったみたいやねんけどなぁ。

普通、残高20万円やそこらの金額しか入ってない口座のカード、妻に渡すかなぁ。

ウチの娘、そんなに安くないよ。

私:「すいません、この前作成したばかりなので、これから残高は増えていきますので。」

父親:「そんなこと言ってるんやないやろ!

あんた、今まで自分で貯めてきた口座があるんやろ?それを渡さんかいって言ってるんや。分かるか?」

バックで母親が指示をしているような声が聞こえるが、もうそんなことはいい。

妻が自分で資金管理をするというならまだしも、そのつもりも無いのに、一体なぜ自分が今まで貯めてきた口座まで渡さなければいけないのだろうか。

そして、この父親も母親の子分の割には意外と言いたいこと言うなぁという思いも交錯した。

ただ、それ以上に思ったことがある。

妻が頻繁に私の行動全てを親に告げ口していることだ。

前から親と連絡を取り合っていることは分かっていたが、夫婦で決めた事柄についても逐一、親に報告しているのである。

恐らく私が今後、何も対策を打たなければ、これからも自分の行動の一挙手一投足を報告され続けるのだろう。

そして、こうして自分が仕事中であろうがお構いなくあの親から電話がかかって来るのだろう。

とにかく、こんな状況が続けば、こちらとしてはたまったものではない。

妻に対し、親へ告げ口しないよう説得しなければ!

ということで、その夜、妻に話し合いを持ちかけることとなった。

妻との大ゲンカ

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私:「今日さぁ、(妻)のお父さんから電話がかかって来たんだけど。」

妻:「えっ、何の電話だったの?」

私:「娘にはもっと残高の多い口座を渡して欲しいっていう電話がかかって来たんだけど、何かお父さんとそのことについて話をしたの?」

この言葉を発した瞬間、妻の顔色が変わるのがハッキリと分かった

妻:「なんでそんなこと言わないといけないのよ!

親と何を話したって別にいいじゃない!」

ちなみに、妻は自分が明らかに不利な立場に立たされると、すぐに感情的になるのがお決まりのパターンである。

私:「親だったら何を話してもいいわけではないよ。

この話はセンシティブな話だから夫婦だけの話にしておくべきだし、もし不満があるなら僕に直接相談するべきじゃない?

なんで親に、このことを話したの?」

妻:「そんなこと言ったって、何か急な入用があったときにお金が必要になる時もあるじゃない?

私も不安なこと色々あるのよ!私の立場にも立って考えてよ!」

私:「だからさ、もし残高が少ないことが不安なんだったら、僕の口座から少しでも振り替えたらいい話じゃんよ!

なんでそれを親に告げ口するんだよ!」

私が質問していることに対する答えを返してくれず、感情的になるだけの妻に対して、私も怒りがこみ上げて来る。

妻:「私がやっていることがそんなに悪いの?なんで!?

不安に思っていることを親に話しただけじゃんよー!!」

妻は急に号泣しながら、叫び出した。

妻:「じゃあ、私がやったことが間違いだったかどうか確かめるために、あなたのお父さんに今から電話をしてみる!!」

私:「!!」

なんで私の父親に電話するんだ?

いつも私の親には会うのもイヤだと言っているのに!

妻:「もしもし、お父さん!! 

私ね、(夫)から生活用の口座を渡されたのね!

ただ、残高があまりにも少なくて、もしもの時にお金が使えなくなったら困るから、不安に思って自分の親に相談したのに、それがダメだって言われたんですー!!

これってどう思いますかぁー!!」

私:「もういいって!!」

妻:「なんでよー!、お父さんどう思うか、あなたからも聞いたらいいじゃん!!」

妻から一方的に携帯電話を渡された。

私:「ゴメン、一旦電話切るわ。」

妻:「なんで電話切るのよ!!もう一回電話するから電話貸して!!」

私:「もういいって!!」

こうなると、妻も自分の感情をコントロールできなくなり、私に対して手を出すようになる。反動で私の眼鏡が地面に落ちた。

私:「もういいわ、(妻)とは話が通じない。宇宙人と話をしているみたいだ。しばらく頭冷やしてくるわ。」

妻:「外に行くとか卑怯よ!!

私の両親はケンカになった時は、いつもその場で手をつないで仲直りしてるのに、なんでそれができないのよ!!」

私の手を引っ張りながら叫んでいる。

こんな感情的な状態になっている妻に対して、こちらから手をつないで仲直りなどできるはずがない。

私も頭を冷やすために少し外へ出ることにした。

しかし、こんな状態でも親の話を持ち出してくるとは、なんて実家依存な妻なのだろう。

結婚まで見せなかった化けの皮が徐々に剥がれ落ちていくのをこれから目の当たりにしていくのである。

妻について

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これまでの経緯でもお分かりの通り、妻は重度の実家依存症です。しかも、恐らくですが、躁うつの症状もあったと思います。

私もその時点で指摘して病院へ連れて行ってあげれば良かったのでしょうが、そんなことをすれば、プライドの高いあの親たちが黙っていなかったでしょう

こうして、今まで他人の助けを得ることなく親に匿われ続けた結果、実家依存症かつ躁うつ状態になってしまったと思います。

実家依存を連想させるフレーズ集

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ここでは、妻がよく言っていた、実家依存を連想させるフレーズをまとめてみました。

実家と同じ家電じゃなきゃイヤ

家電を購入する時に頻繁に言っていたフレーズです。冷蔵庫などあらゆる家電を実家と同じ家電で揃えることとなりました。

親からのメッセージカードを見て号泣

親から郵便で届いたメッセージカードを見て、実家が恋しいと小一時間、号泣していました。

私の実家はお城のように大きい

正直、お世辞にもそんなに大きいとは思いません(汗)。冗談でなく本気で言っていたので、これも親から仕掛けられた可能性が高いです。

 将来は実家で暮らしたい

そんなこと言って、旦那や子供はどうするのと言いたくなります。このフレーズの他「実家の近くに住みたい、家を建てたい」系の発言は高確率で実家依存症の可能性が高く、要注意です。


この本は、旦那や妻に対して上辺の言動やテクニックが書かれているのでは無く、もっと深いものでした。

夫婦道ですが、仕事、親子、人間関係全てに通ずる内容です。

ともすれば、互いの義務、やるべきことなどに目がいき、コミュニケーションをないがしろにしていたことに気付かされ、目からウロコでした。

お金を稼げばよい、家事や子育てをやればよい、ってものではないんですよね。

パートナーの違いに反発するのでなく、違いを魅力的に感じる、という話にも納得。
違って当たり前なんです。

大事なことに気づかされ、優しい気持ちになれました。

おすすめの一冊です。

【つづく】

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