この記事では、
無料アプリabceedがTOEIC対策として有効ということは分かったんだけど、アプリの中でどんな問題集を買えば良いのか分からないんだけど…
という人のために、abceed内で購入できる各パートごとのおすすめ問題集をランキング形式でピックアップしてみました。
この記事を見れば、今どんなTOEIC問題集が人気かということがひと目で分かりますよ。
(注)この記事で購入できる問題集は、あくまでも紙の問題集です。電子版はアプリから購入してください。
TOEIC総合部門
第1位 TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ
この本は言わずと知れたTOEIC対策単語帳です。
この本の著者、TEX加藤氏と言えば、2016年5月の新形式移行後も990点満点を度々獲得している、TOEIC界の重鎮です。
そんな加藤氏が、今までのTOEIC受験で出題された単語を余すことなく収録した単語帳がこの「金のフレーズ」です。
何度かTOEICを受験していれば、いかにこの単語帳に載っている単語がよく試験に出題されているかがよく分かります。
TOEICを受けようと思っている人は、この単語帳は避けては通れないでしょう。
第2位 TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問
この本の著者も、TEX加藤氏です。
TOEIC PART5を攻略する鍵は、いかに短時間で正確に30問を解き切るかという点にあります。
この問題集を地道に解いていくことで、PART5の対策になるのはもちろん、PART6やPART7などのリーディングに必要なスキルを磨くこともできます。
1,000問もあるので、ひるんでしまいそうになりますが、やり始めると意外とサクサク進みます。
似たような設問が何度か出てきますので、自分の弱い傾向も浮き彫りになって良いです。
繰り返すことで語彙も自然に増えていきます。
TOEIC学習の初期段階は、金のフレーズと、このでる1,000問は鉄板だと思います。
第3位 TOEIC L&R TEST出る単特急銀のフレーズ
1位の「金のフレーズ」はTOEIC頻出単語が網羅されていて非常にいいのですが、少なくともTOEIC600点くらいは必要です。
まだTOEICの勉強を始めたばかりの人や、400点台の人にとっては、基礎固め編として、この本がしっくり来るでしょう。
「金のフレーズ」同様、最頻出にして最重要単語1000語を凝縮しています。
出だしのフレーズは「簡単かな」と感じましたが、徐々に難しくなっていきます。
既に知っている単語にも「このような意味もあるのか!」と気付かされます。
TOEIC400点台の人が「最短ルートで」600点台を目指すには、この本がうってつけです。
第4位 TOEIC L&R TEST 出る単特急 金の熟語
「金のフレーズ」の熟語版です。
TEX加藤氏が分析した、TOEICに出る熟語と会話表現をこの本に凝縮しています。
これ1冊で、TOEICに出る熟語の総ざらいができます。
TOEIC初級者〜中級者にとって超必須の熟語が集約されています。
質・内容・コスパ、これ以上のTOEIC熟語集はありません。
第5位 TOEIC L&Rテスト至高の模試600問
TEX加藤と双璧をなすTOEIC界の巨匠、ヒロ前田氏が執筆した問題集。
新形式に対応していて、設問の質も高く、問題数は600問(模試3回分)もあります。
とにかくコスパがいい本書ですが、メリットはそれだけではありません。
TOEIC本試験よりも少し難易度が高くて、適度な負荷をかけることができます。
その上、解説が丁寧なので、不正解となる設問がなぜ間違っているのかというところも詳しく説明されているので、問題を解く上での疑問も残らないです。
この本で、TOEIC本番の環境を固めていきましょう。
第6位 英単語の語源図鑑
この本は「覚える」というより「読む」に力を入れた単語学習本で、眺めているだけでも自然に英単語が頭に入るようになります。
今まで聞き覚えのあった単語も、分解するとこんな意味があったのかと楽しく学べる本です。
イメージイラストもわかりやすく、覚えやすいです。
日本人がTOEICで上位ランクに当たる860点を越えるためには、約1万語の単語が必要です。
TOEICを学習する上で、単語の関連性が分からず暗記に苦戦していた人は、この本を読めば、単語の語源を理解しながら覚えていくので、記憶が定着しやすいです。
ただ暗記するだけの勉強法に飽きていた人にはうってつけの参考書といえるでしょう。
第7位 TOEIC L&R TEST出る単特急金のセンテンス
本書は、金のフレーズ・銀のフレーズでお馴染みのTEX加藤氏の新刊で、100万部を超えるベストセラーとなった「金のフレーズ」の上級版という位置づけとなっています。
この金のセンテンスは、「金のフレーズ」に収録されている単語を、「短文」で効率よく覚えることをテーマとした単語集となっています。
「金のフレーズ」の見出し語1,000語をそっくり収録し、更にTOEICに出る500語を追加しています。
TOEIC必出の約1,500語を360センテンスに凝縮した、夢の語彙本です。
第8位 TOEIC L&Rテスト 直前の技術
この本は英語力を上げるためでなく、純粋にTOEICで点数をたくさん取るためのノウハウが詰まっています。
本書の構造は、TOEICのPart別に攻略法が詳細に解説され、その後解説に沿った問題が出題されるというパターンです。
短期間で得点を獲得することに、とことんこだわっており、点数が稼げそうなPartの順番で問題が解ける構成になっているほどです。
この本は特に、
①TOEIC初心者
②600点台で得点が伸び悩んでいる
皆さんにオススメです。
これをTOEIC対策のガイダンス的な参考書ととらえ、とりあえず一通り問題を解いてみた後で、各Part別に対策をしていくのが効率の良いTOEIC学習法になるでしょう。
第9位 TOEIC L&Rテスト「直前」模試3回分
通常の模擬問題集だと、取りあえず問題を解いて傾向を確認し、テストに慣れるというものが多いのですが、こちらの模擬問題集は、問題の解き方のテクニックまで学ぶことができます。
そういう意味では、第8位の「直前の技術」のテクニックをそのまま掲載した模擬問題集といえるでしょう。
公開テスト受験を通して編み出された48の「解答技術」をぞんぶんに試せる模試3回分(600問)が収録されている上、本番でのスコア予想もできる換算点表付きで、コスパめちゃくちゃ高いです。
本書はTOEIC本番直前の総仕上げの本命として間違いないでしょう
第10位 TOEICテスト 新形式問題やり込みドリル
本書は、TOEIC界の巨匠、ヒロ前田が新傾向を徹底的に分析して練り上げた 321問(本番形式問題249問+トレーニング問題72問)を収録しています。
本書に収録された問題は「本番そっくり」を目指して作られたものではなく、新形式の個別攻略に最適化された作りとなっています。
目的を持って同じ種類の問題を集中的に解くことで、解き方の勘どころが身に付いていきます。
昔、TOEICの勉強をしていたけど、新形式に慣れていなくて、これから経験値を積みたいと思っている人は、この問題集でスコアアップが見込めます。
TOEICリスニング部門
第1位 世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part 1-4 リスニング]
この本の著者、関正生氏といえば、スタディサプリのCMでもお馴染みの、めちゃくちゃ熱い講師です。
著者自らが約8年間本試験を受けてきた生々しい体験や、生徒を指導してきた経験に基づき、英語学習の際にどうすれば最短で高いレベルまで持っていくことができるかという方法論を簡潔に説明しています。
ここまで論理的で、分かりやすい説明をする講師はそういないと思います。
これから、600点突破を目指そうと思っている人、600→800点超えの「壁」を破りたいと思っている人にはうってつけの一冊です。
第2位 TOEICテスト新形式精選模試リスニング
本書は、公式TOEIC問題集に限りなく似せて作られていて、その問題数の多さと質の良さで、今もなお根強い人気を誇っています。
IIBCが出している公式問題集に比べて、問題の傾向はほぼ同じなのですが、難易度はやや高く、この問題集を3回繰り返しやり込めば、適度な負荷がかかって、試験当日はスラスラと頭の中に入ってくる感覚を得ることができます。
ちなみに、私はその時のTOEIC公開テストは100点以上アップしました。
この問題集は何よりもまず、勉強のしやすさにあります。
問題と解説を分けてある点はもちろん、本文のレイアウト、フォント、などが公式そっくりで、違和感がありません。
スピーカーも公式どおりで米、英、カナダ、オーストラリアの4カ国のネイティブです。
発音もきれいでクリアですし、スピードも本試験とほぼ同じだと感じました。
とにかくTOEICについて徹底的に分析されて作られたという並々ならぬ熱意が伝わってくる一冊です。
第3位 TOEIC L&Rテスト究極のゼミ Part3&4
TOEICのPart3&4に焦点を当てた解説付き問題集です。
講義形式で、ポイントとなる箇所や間違えやすいポイントなど、非常に分かりやすく解説されているのが、この本のメリットです。
変な問題も無く、問題数も多いので、とことんトレーニングできます。
正答率があるのも嬉しいですね。
私の場合は、テキストを一通り解答し終えた後、音声はiPhoneなどに入れ込んで、倍速アプリで1.2倍速で聞き流しをしていたので、本番はわりとはっきり聞こえたような気がします。
難しいとされるPart3・4に絞って論理的に解説している本なので、リスニング入門書である程度のリスニング力やTOEIC慣れしてから取り組んだ方が、身につくスピードも格段に早くなると思います。
Part7(長文読解)にも通じる部分も多々あり、同時に進めていくとかなり理解力や解答力が向上すると思います。
本書に慣れたら、あとは公式問題集だけでも大丈夫なほど充実した本だと思います。
第4位 TOEIC(R) L&Rテスト究極のゼミ Part2 & 1
この問題集は、リスニングセクションの前半、Part 1、Part 2で確実に得点するための対策書です。
パート2に関しては、換算して本番9回分くらいの問題があり、量だけでなく質的にもかなり充実しています。
各章の総論的な解説と各問の解説に関しては、可も不可もない感じなのですが、練習問題に骨のある問題が多く含まれています。
Part 1とPart 2をトータルで学習したい人にはぴったりの問題集です。
第5位 TOEIC L&R テストPart2応答問題でる600問
本書はリスニングのPart2の1問1答形式に特化した問題集です。
サクサクと進められるので、本当にどこでも学習できます。
628問もあるのですが、とても学習やすいので、知らないうちにどんどん進んでいたりします。
2016年5月に始まった新形式では、Part 2の難易度が大幅に上がっているので、高難易度の問題をいかに解答できるかが、鍵となります。
特にPart 2は一度崩れてしまうと、ドミノ式にその後の問題のミスを誘発してしまうので、この問題集で数多く問題を解いて、Part 2に慣れておきましょう。
Part 2特化型では、この問題集を超えるものはないと思います。
TOEICリーディング部門
第1位 TOEIC L&Rテスト究極のゼミPart7
本書の特徴は、Part 7を「設問タイプ別」で集中的に学習できるようになっていることです。
Part7の問題を設問のタイプごとに紹介し、それぞれの解き方や注意点を徹底解説しています。
例えば、新形式の「位置選択問題」「意図問題」「トリプルパッセージ」などにも対応しており、計15回のゼミでPart7を網羅することができます。
最後まで時間が足りなくて、Part7を速く正確に解けるようになりたいという人は、この本を最低3回はやり込んでください。
そうすれば自然と最後までやり遂げる力が身についていきます。
私が実際にこの問題集を何回か解いてそうなりましたので、実証済みです。
「TOEICを受験する日が、最も多くの英文を読む日」にならないように。
鍵はこれにつきると思います!
第2位 TOEIC L&Rテスト究極のゼミPart5&6
本書は、テスト本番でリーディングセクションの Part 5 & 6を20分で解くことを目標にしており、効率的かつ正確に問題を解くためのポイントを、TOEICカリスマ講師のヒロ前田氏が全13回のゼミで詳しく説明しています。
3人の受講生と講師ヒロとの対話形式で進行する講義・解説は、実際にゼミを受講しているような臨場感で、わかりやすく、挫折しにくくなっているなと感じました。
正解率もわかるので、日本人がどういう問題でつまづくのかはっきりします。それを理解することで、記憶力の定着にもつながります。
私も、Part 5 & 6を20分以内に解けるように、この本を何度か復習し続けたところ、リーディングのPart 7が解ききれないということがほぼなくなりました。
以前はPart 5で考え込んでしまって、無駄な時間を費やすことも多かったのですが、この本で学習した結果、そのようなこともなくなりました。
第3位 TOEICテスト新形式精選模試リーディング 2
本書は、第4位の「TOEICテスト新形式精選模試リーディング」の続編問題集です。
TOEIC本番よりも難易度が高く、高地トレーニングには最適だと思います。
ただ、難易度が高いと言っても、難解な単語の乱立によるものではなく、完璧なまでにTOEICの公開テストに則した構成になっているので、初心者から上級者まで幅広い層に対応した模試と言えるでしょう。
この模試から細部まで読むことの重要性を学び、リテンション力を高めることができたならば、おのずと公開テストで取り乱すことはなくなると思います。
真の実力者を除いて75分で解き終えるのは難しいと思いますが、例え途中でつまずいたとしても、自分の持っている全ての力を出しきり解くことで、難解な文章への忍耐力がつきます。
これが実際のテストの終盤で生きてきます。
第4位 TOEICテスト新形式精選模試リーディング
本番で予想される、あらゆるタイプの問題を5回の模試に網羅しており、コスパは抜群です。
しかも、すべての設問について、正解を導くための手順と考え方をていねいに説明しています。
公式問題集に近いですが、やや難しめなので、最後の仕上げに時間制限をつけて解くのに最適です。
引っ掛けなどが本番っぽくてとてもいい練習になります。文字のサイズやフォントも本番そっくりです。
また換算スコアの精度もかなり高いです。
英語の基本構文・文法と頻出単語を覚えている人なら、問題と解説を見て、TOEICはこんなところを知っておけばいいのだな、と理解出来る良い問題集です。
第5位 世界一わかりやすい TOEICテストの授業[Part 7 読解]
初めてTOEICを受験する人、長文の苦手意識を払拭したい人など、初級~中級(大体、TOEIC700点くらいまで)の受験者に適しています。
正攻法を推奨し、説明も丁寧で分かりやすい。問題量も多すぎず、進めやすいです。
この書で関正生氏は確実に速く読む練習を我々に求めています。
そして陥りやすいミス、おどろくべきミスも教えてくれます。
例えば、「正解は本文中に書かれていない」問題。
正解は想像するしかありませんが、想像するためには本文をちゃんと読んで練習するしかないのです。
「該当箇所だけに注目するのではなく, 本文全体を理解して解く」力が高得点を獲得するためには必要です。
TOEICの学習にショートカットはありません。
それをいやと言うほど教えてくれるのが本書の特徴です。
この本で地道に基本姿勢を確立した上で、別の対策本に進めることで演習量を確保していくのが最適だと思います。
まとめ
いかがでしたか?
TOEIC対策問題集といっても、たくさんありすぎて迷ってしまいますよね。
ここにあげた問題集は、TOEICを研究し尽くした著者によって作成されたものばかりです。
TOEIC界では非常に有名な問題集ばかりですので、どれも安心して購入できます。
私もここにある問題集と、TOEIC公式問題集だけで860点以上を獲得しています。
しかも、これらの良質な問題集がabceedアプリの中で独自に進化し、学習がしやすく改良されているのですから、これを使わない手はないです。
あなたの現在のTOEICランクや、どのパートから勉強したいのか、その本の評価ポイントは何なのか、等を見極めながら、自分にピッタリ会う問題集を探してみてくださいね。