離婚

【調停で自分の想いを書面で主張する方法】実家依存症の妻との離婚裁判ブログ その27

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「実家依存症」

最近よく聞くこのフレーズ、男性の場合はマザコンなどとよく言われますが、女性の方もなかなかしぶとくて厄介です。

このブログでは、私が実家依存症の妻と暮らした経験をまとめています。

この記事を通じて、

  • 実家依存症の妻と結婚し、一緒に生活をすることがいかに大変な苦痛を伴うかということ。
  • 実家依存症の妻と関わることは、夫の人生を狂わせるだけでなく、その他多くの人たちも巻き込んで危害を加えること。
  • 実家依存症の妻との離婚は想像を絶するレベルで精神的な負担を強いられること。

以上のことをこのブログを訪れた方々にご理解いただきたく、今までの離婚に至るまでの経緯をまとめました。

この記事をお読みいただき、少しでも多くの方にこの悲劇を回避していただければと思います。

【実家依存症まとめサイト】

全33編の実家依存症ブログのまとめリンク集です。

一気読みしたい方はこちらからどうぞ。

【まとめ】実家依存症の妻は、今後も実家に依存し続けられるのか?【実家依存症の末路】 「実家依存症」とは、 その名の通り、自分の実家に依存しきっている状態を指します。一般的な頻度を超えて、過度に帰省したり、自分の...

3回目離婚調停へ

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あの怒涛の交渉から1ヶ月が経った。

今日はついに3回目の調停である。

今日は婚姻費用と養育費の交渉となる。

彼女は銀行の通帳を持って来るのか?

この場で全てが明らかになる。

弁護士:「今日の調停が山場となるのは間違いないです。

頑張っていきましょう。」

これから3回目の調停が始まる。

いつものように、先方が話し合いをしている間、控え室で待っていた時に弁護士から書類を受け取った。

弁護士:「この書類、陳述書といって相手の主張が書かれた書類なんですけど、私は個人的にこの書類あまり好きではないんですよ。

大体は相手の悪口ばかり書いていますからね。

彼女も何か色々と主張しているみたいなんで、もしよろしければどうぞ。」

といって、弁護士は相手方の陳述書を私に渡して来た。

私:「陳述書って裁判所に提出して終わりじゃないんですね。

裁判所から相手方にも交付されるものなんですね。」

弁護士:「そうなんです。

陳述書を交わすと、事実に関する言い分の食い違いが浮き彫りになって、感情的な争いが激しくなってしまう可能性が高いんですよ。

ですから、陳述書を提出してうまくいっているケースはほとんどありませんね。」

陳述書とは

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調停に絶対に必要なものではありませんが、離婚調停の時間は有限なので、事前に陳述書を提出しておくことで時間の短縮をはかれるというメリットがあります。
 
陳述書は事前に家庭裁判所に提出するものなので、裁判官や調停委員が内容を吟味した状態で調停当日を迎えることができ、スムーズに話し合いが進められます。

また、口頭よりも書面にまとめることで、より明確に自らの主張を理解してもらえるという点もメリットであると言えます。

ただし、陳述書は申立書に書き切れない部分を補うために、申立人が用意する文字数制限のない、自分の想いをぶつけるための物と言えます。

どうしても離婚をしたいがゆえに、相手に対して暴力的な表現をしてしまうと、裁判官や調停委員にマイナスイメージを与える可能性もあります。

自分の知らぬうちに、主張ではなく悪口を連ねていないかといった点は気をつける必要があります。

双方にいらぬ感情的な争いが起こらないようにも、体系立てて記載するよう心がけてください。

相手の陳述書に書かれていた内容とは

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私は恐る恐る彼女からの陳述書を開けた。

すると、とんでもないことが書かれてあった

【陳述書の要約】

私の実家は周りが田畑や木々に囲まれていて、自然が豊富です!

家の庭には四季折々の花が咲いています。しかもそれだけではなく、野菜なども栽培されていて、自給自足が可能です。

犬も一匹飼っており、まさに子供の情操教育にはぴったりです!

相手方(私)の申立書には、こちらの居住環境や祖父母について「異質だ」と書いていましたが、とんでもありません!

こちらには祖父母共に健在であり、子供を十分に育てられる環境がそろっています!

相手方のように、両親が離婚しているような家庭は、子供を育てる環境としてふさわしくありません!

相手方の親は離婚していて、父親しかいないんですよ!?

そんな家庭で、どうやって子供を育てられるというのですか?

どうぞ、相手方に親権が渡らないように、よろしくお願いします。

このような文章とともに、花畑の写真と犬が遊びまわっている写真が添えられていたような気がする。

「ような気がする」と言ったのは、このような書類を手元に置いておきたくなかったので、一読したうえですぐに弁護士に返したからである。

しかし、よくこんな文章を裁判所に提出したものだ。

主張というよりは、単なる悪口である。感情のおもむくままに執筆されている。

妻は超がつくほどの面倒くさがり屋なので、わざわざ写真付きの陳述書など書くことは絶対にない。

この文章は間違いなく毒親が執筆している。

申立書で私から、毒親のことを「異質」で、自分たちの実家のことを「異質な環境」と表現されたことに対して、よほど腹が立ったのだろう。

だから私の家庭のことを「離婚家族」と言って、私に仕返しをしようとしたのだろう。

やられたからやり返すという感覚が、なんというか…小学生的な考え方というか、写真だけでなく頭の中もお花畑なんだなという感じだ。

しかも、親権交渉は既に終わっているにもかかわらず、今になってこのような文章が出てくる時点で、タイミングも悪い。

まさしく弁護士が言ったように、怒りが増幅するだけで、この文章でなんら解決することはなかった。

この書類を持っているだけで、更なる不幸を呼びそうだったので、すぐに弁護士に返却した。

気を取り直して、調停に向かおう。

ちょうど、調停委員が呼び出しに来た。

妻は通帳を持ってきたのか?

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調停委員男:「本日は3回目の調停となります。

先ほどまで、相手方と話し合いを行なっておりました。

その中で本日の議題の一つである婚姻費用について、相手方は支払いを主張されています。」

私:「それはいいのですが、彼女は肝心の預金通帳は持参しているのですか?」

調停委員男:「実は…」

調停委員は一体、何と答えたのだろうか?

妻は通帳を持って来たのだろうか?


この記事にもあるように、私は壮絶な離婚調停の後に離婚に至りました。

しかし、もし数年早くこの本に出会えてたら、女性側の気持ちや子供達の状況をもっと考えた上での行動、発言ができたのではないか?

もしかしたら離婚そのものを回避できたのではないかと思わせるふしもありました。

この本に登場する夫の行動や発言は、きっと多くの男性も経験したことのあることばかりではないかと思います。

また、多くの女性もこの本を読んで、夫の気持ちが少し分かった気がすると思った方が多いようです。

離婚を考えている方や、離婚まで考えていなくてもご主人への不満があったり、何を考えているかわからないと悩んでいる方などにもおすすめできる本だと思います。

読み終えた今、清々しい気持ちです。

出会えて良かった一冊だと思います。

もし良ければどうぞ。

【つづく】

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