「実家依存症」
最近よく聞くこのフレーズ、男性の場合はマザコンなどとよく言われますが、女性の方もなかなかしぶとくて厄介です。
このブログでは、私が実家依存症の妻と暮らした経験をまとめています。
この記事を通じて、
- 実家依存症の妻と結婚し、一緒に生活をすることがいかに大変な苦痛を伴うかということ。
- 実家依存症の妻と関わることは、夫の人生を狂わせるだけでなく、その他多くの人たちも巻き込んで危害を加えること。
- 実家依存症の妻との離婚は想像を絶するレベルで精神的な負担を強いられること。
以上のことをこのブログを訪れた方々にご理解いただきたく、今までの離婚に至るまでの経緯をまとめました。
この記事をお読みいただき、少しでも多くの方にこの悲劇を回避していただければと思います。
【実家依存症まとめサイト】
全33編の実家依存症ブログのまとめリンク集です。
一気読みしたい方はこちらからどうぞ。
妻からの冷酷な回答
調停委員男:「それでは、あなたが希望する面会交流の条件を教えていただけますか?」
私:「はい、面会交流の頻度は月一回、場所はお互いの家の中間地点に位置するレストランか喫茶店で、一回あたりの時間は2時間くらいが希望です。」
調停委員男:「分かりました。実はこの件については相手方から面会交流の希望を聞いております。」
私:「どんなことをを言っていましたか?」
調停委員男:「それがですね…。
- 面会交流の頻度は二ヶ月に一回
- 一回あたりの時間は30分
- 面会場所は申立人の代理人弁護士事務所
- 連絡は第三者機関を通して行う
- 面会費用は相手が支払う
- 旅行・贈り物等は一切不可
- 祖父となるあなたの父親と子供の面会は絶対に駄目
だそうです。
このような条件を提示されているのですが、どうされますか?」
どうされますかも何もこの一言に尽きる。
【彼女は一体何を言っているんだ?】
身勝手な理由で離婚に持ち込んだ上に、財産分与で徹底的に人の金をあぶり出そうとし、養育費請求では私の年収証明を勝手に取得、それをダシにめいっぱいの金額を請求、そして親権は絶対に譲らないとの主張…。
そして、この面会交流交渉でありえないような条件提示。
お前は一体、何様なんだ?
彼女は結婚当初から、私のことを金づるか種の提供者としてしか考えていなかったのだ。
そして、用が済んだから、取れるものだけ取って、ポイっと捨てようという魂胆なのか?
なんて奴だ…。
人間のもっとも醜い部分が、調停というこの場でついにあらわになった。
もう、こんな奴とは今後、連絡一つ取りたいとは思わない。
半ば呆れながら、調停委員に伝えた。
私:「面会の頻度や時間はまだ理解できたとしても、場所が弁護士事務所ってどういうことなんですか?
子供に会うのに、なぜ弁護士事務所なんかに行かなきゃいけないんですか?」
調停委員男:「本人が言うには【あなたが子供を連れ去る恐れがあるから】だそうです。」
私:「もう、何言っているのか分かりません!!
そもそも、子供を連れ去ったのは彼女なんです!そんな人間に言われる筋合いはありません!
それと、なぜ祖父と面会するのは絶対に駄目なんですか?」
調停委員男:「彼女いわく、【お父さんには以前怒られたことがあるので、もう会いたくない】からだそうです。」
私:「彼女自身が会いたくないからとかとか、そういう理由で子供と面談させないとか、普通どう考えてもおかしいと思いませんか!?
彼女の話を聞いて変だと思いませんでしたか!調停委員さん!?
調停委員さんの仕事って、相手の話を聞いて、それをそのまま伝えるだけなんですか!?」
弁護士:「もう、それ以上はやめてください!!」
調停委員男:「私はまだ、彼女の意見しか聞けていませんので、それを伝えているだけです。あなたの主張も取り入れながら今後交渉をまとめていくつもりです。」
私:「すいませんでした…。」
調停委員男:「いえ、大丈夫ですよ。彼女にはあなたの主張をもとに交渉しますので。」
私:「ありがとうございます。」
調停委員男:「今日は時間も押していますので、養育費については次回の調停での話し合いとしたいと思います。
財産分与でも自らの主張を繰り広げる妻
調停委員男:「最後に財産分与についてですが、あなたの預金残高90万円について彼女に伝えたところ、【そんなはずはない】とおっしゃられています。
預金については、他の銀行にもあるはずだとの主張です。
しかも、それ以外に株もあるだろうと主張されていますが、どうされますか。」
面会交流交渉で情け容赦ない要求を突きつけた上で、財産分与でも夫の財産を巻き上げようとする妻、本当に恐ろしい。
私はしばらく答えに窮していた。
私もいろんな人から、離婚の際の条件について聞いたことがあるのだが、ここまで酷いものはなかった。
数ヶ月前まで、私はこのような激しい交渉とは無縁だと思っていたが、知人などのうわさ話を含めて、私が知っている限りでは最も厳しい交渉に直面することになってしまった。
ここまでくると、弁護士なしでの離婚調停は不可能だ。
高い弁護士費用を支払ってでも、自分の今後の人生を左右する離婚調停を少しでも有利に進めるためには、弁護士を雇うという選択は間違っていなかった。
財産分与や婚姻費用交渉で、少しでも妻に対する高額な支出を抑えられるのであれば、弁護士費用など大きな出費ではないだろうと自ら考えるようにした。
しかし、改めて考えてみると、離婚調停とは人間の醜い感情が激突するドロドロした人間臭い場であることを痛感した。
本当であれば、一生こんな場所に来る必要がない人が大半であると思うし、私も来たくはなかったが、ここまで来てしまってはしょうがない。
これを今後の自分の人生の礎として、しっかり刻んでいこうと改めて感じたのであった。
弁護士費用保険とは
離婚調停では、弁護士への依頼は必須だと思います。
私も離婚調停で弁護士に依頼しましたが、普段からあまりお世話になるようなものではなかったので、どれくらいの費用が必要なのか想像だにしませんでした。
ところがフタを開けてビックリ!
ボーナスが吹っ飛ぶくらいの費用を請求されました…。
(参考サイト)
既に離婚で精神的にダメージを受けているのに、金銭面でも痛手を負うことになったのです。
その後、弁護士費用保険という商品があるというのを聞いて、ホント入っておけばよかったと後悔しましたよ…。
弁護士費用保険とは、何らかの法的なトラブルに遭遇したとき、弁護士への法律相談料や着手金などの弁護士費用を補償するものです。
こんな世知辛い世の中、普通に生活していても、離婚、相続問題、交通事故、痴漢冤罪のような法的なトラブルにいつ巻き込まれてもおかしくないです。
こういう時に、無料で弁護士に相談、依頼できればどれだけ心強いか…。
こういうことを一度でも経験すると、本当に痛いぐらいよく分かるんですよ。
毎月の少ない掛け金で、いつでも弁護士を呼べる安心を手に入れられるなら、こんなに素晴らしいことはないです。
ということで、私は加入しています。
【つづく】
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